ザ・ウィークエンド、ベイルート爆発事故の復興支援に約3200万円を寄付
ザ・ウィークエンド、ベイルート爆発事故の復興支援に約3200万円を寄付

 ザ・ウィークエンドが、先日のベイルート爆発事故の被害者のために、30万ドル(約3200万円)を寄付する公約をしたことが明らかになった。

 ザ・ウィークエンドのマネージャーであるWassim "Sal" Slaibyは、レバノンの復興支援のために、Global Aid for Lebanonキャンペーンに寄付が行われることを現地時間2020年8月12日に発表している。史上最大の非核爆発の1つと呼ばれる8月4日の爆発により、現在までに220名以上が死亡し、7,000名が負傷した。さらには30万人が住む場所を失っている。

 Salはインスタグラムに「世界のことに深く関心を持ち、そして現在苦しみ、私たちの助けを必要としているレバノンのブラザーたちシスターたちを思っているアーティストと仕事ができることは、大きな誇りで謙遜な気持ちでいっぱいです。私のブラザー@theweekndのGlobal Aid for Lebanonキャンペーンへ30万ドルを寄付するという寛大で立派な行為に感謝します」と綴り、追加で5万ドル(約534万円)を寄付した米ライブ・ネイションCEOのマイケル・ラピーノにも感謝の言葉を述べている。

 ここ最近、ザ・ウィークエンドは、様々なチャリティーを支援するために多額の寄付活動を行っている。6月1日には、人種的平等を目指すNPOであるBlack Lives Matter Global Network、コリン・キャパニックのKnow Your Rights Camp、そしてNational Bail Outに総額50万ドル(約5300万円)を寄付した。その際、ザ・ウィークエンドは「我ら黒人の命のため、実際の変化を押し進めることに外で全てを賭けているブラザーたちシスターたちを支え続けよう。余裕があるなら寄付をしよう、それも多額の寄付を。そして余裕がなくても、可能なだけ寄付してほしい、たとえそれが少額だとしても」とメッセージを綴っていた。

 また6月29日には、【グラミー賞】を主催するレコーディング・アカデミーの慈善団体MusiCaresと、最前線で働く医療従事者のために地元カナダのスカボロー・ヘルス・ネットワークにそれぞれ50万ドルずつ寄付した。さらには、先日TikTokで行ったヴァーチャル・コンサートのために制作したグッズの収益から35万ドル(約3700万円)を人権団体Equal Justice Initiativeに送っている。