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7月29日はカナダを代表するロックバンド、ラッシュのボーカリスト/ベーシストとして知られるゲディー・リーの67歳の誕生日。
ゲディー・リーは1953年7月29日、カナダ・オンタリオ州ノースヨーク生まれ。旧友であるギタリストのアレックス・ライフソンの誘いでラッシュに加入したリーは、1974年に『閃光のラッシュ』でデビューして以降、プログレッシヴ・ロックの先駆者としてシーンを牽引してきたラッシュにおいて、フィンガーピッキングによる独特のベースライン、高音を生かしたボーカル、さらにはキーボードもこなすなど、マルチプレイヤーとしてバンドに貢献を果たしてきた。
1980年発表の出世作『パーマネント・ウェイヴス』を皮切りに、ラッシュは『クロックワーク・エンジェルズ』(2012年)まで、80年代~2010年代の全年代でビルボードチャートのトップ5圏内にアルバムをチャートインさせている。活動休止期間こそあるものの、1997年にはメンバー3人が揃ってカナダ勲章(オフィサー)を受章し、2013年には【ロックの殿堂】入りも果たした。また、ゲディーは2000年にソロ・アルバム『マイ・フェイヴァリット・ヘッドエイク』も発表している。
ラッシュは2015年にデビュー40周年記念ツアーを開催したが、ドラマーのニール・パートの体力的な問題もあり、これがラッシュにとって最後ツアーであることを宣言し、その後ニールは引退。当時は解散を否定し、バンド継続を示していたものの、2018年にギターのアレックス・ライフソンが「基本的には終わった」と地元紙のインタビューで語ったことで、事実上解散状態に。そして今年1月、ニール・パートが脳腫瘍との長い闘病生活を終え、逝去したため、メンバー3人による活動再開の夢は完全に叶わぬものとなってしまった。
新たな活動こそないものの、ラッシュは『パーマネント・ウェイヴス』のリリース40周年を記念したアニバーサリー・エディションのリリースのほか「ザ・スピリット・オブ・レイディオ」のミュージックビデオを公開している。
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