さだまさし、若手芸術家支援のためのクラウドファンディング・コンサートに参加
さだまさし、若手芸術家支援のためのクラウドファンディング・コンサートに参加

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、芸術活動に影響を受けている国立大学法人東京藝術大学出身の若手芸術家(在学生を含む)を支援するためのクラウドファンディング「若手芸術家支援基金 #POWERTOTHEARTS」の追加リターンとして澤和樹学長とさだまさしによるチャリティコンサートが2020年8月2日に開催される。

 6月9日よりスタートした応援プロジェクトの一つである本クラウドファンディングは、7月26日までに3,000万円以上の支援が集まっている。今回のチャリティコンサート【和樹の部屋特別篇 ~新しい日常へ~ May new days come as soon as possible.】は、チャリティ企画という性格上、また新型コロナウイルス感染症対策のため、客席を大きく削減して開催。本クラウドファンディングで特定のコース(15万円~)に支援した者のみ来場できるが、特定のコース(1万円~)を支援した方は後日、期間限定でオンライン視聴が可能だ。

 当日の会場となる奏楽堂は、定員1,000名のところ、来場者100名に限定し、コロナ禍では初となる「ALL藝大で発表する場」になる。なお、さだまさしは、8月1日から東京藝術大学客員教授として迎えられることが決まっており、今回のイベントは客員教授として初めての研究発表の場となる。音楽だけでなく、美術、映像のチームが一丸となって取り組んでいるこの機会をお見逃しなく。チケット入手方法は「若手芸術家支援基金 #POWERTOTHEARTS」で検索して欲しい。

◎澤和樹学長コメント
昨年11月に東京藝大が誇る奏楽堂にゲストをお招きするトーク&コンサート【和樹の部屋】をスタートさせました。
さだまさしさんを記念すべき第1回のゲストとしてお迎えし、満席のお客様とともに、素敵な音楽と箭内道彦教授を交えての抱腹絶倒のトークで大いに盛り上がりました。さださんの格別のご配慮で、演奏会収益を大学にご寄附いただくファンドレイジング・コンサートとして大成功のうちに終えることが出来ました。この演奏会がご縁で、その後も、さださんの最新アルバム『存在理由』の収録、そしてNHK『うたコン』での共演と続きます。

8月2日に再び奏楽堂での共演が実現の運びとなりましたが、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、今回は、奏楽堂にたくさんのお客様をお迎えすることは出来なくなりました。そこで、さださんともご相談し、6月9日にスタートした「若手芸術家支援基金」にご支援いただいた皆様への感謝と若手芸術家にエールを送る演奏会とさせていただきます。
引き続き「若手芸術家支援基金」#PowertotheArtsへのご理解とご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

◎さだまさし コメント
「夢の続き」
東京藝術大学奏楽堂で昨年11月4日に見させていただいた「夢」には、驚くべき「続き」がありました。
僕の最新アルバム『存在理由』で、澤学長作曲の「さだまさしの名によるワルツ」を藝大の学生さん達と共演・収録、また「柊の花」という曲では澤学長のヴァイオリンとの共演・収録。とても嬉しくて長い夢を見ているようでしたが、その夢にはまだまだもう一つの「続き」がありました。
再び奏楽堂にお招きを頂いたのです。

さて今度は何が待っているのでしょう。
夢はまだまだ続くようです。

◎コンサート概要
【和樹の部屋特別篇 ~新しい日常へ~ May new days come as soon as possible.】
2020年8月2日(日)14:15開場/15:00開演
東京藝術大学奏楽堂(大学構内 東京都台東区上野公園12-8)
出演:澤和樹(東京藝術大学長、ヴァイオリニスト)、さだまさし(シンガー・ソングライター、小説家)、箭内道彦(プロデュース、MC)、廣江理枝(パイプオルガン)ほか