ジェニファー・ハドソン主役、故アレサ・フランクリン伝記映画『Respect』の予告映像が解禁
ジェニファー・ハドソン主役、故アレサ・フランクリン伝記映画『Respect』の予告映像が解禁

 現地時間2020年6月28日の【2020 BET Awards】の放送に合わせて、ジェニファー・ハドソンが主役を務める故アレサ・フランクリンの伝記映画『Respect』のトレイラー映像が解禁された。同授賞式でハドソンは、ピアノを弾き語りし、アレサの「Young, Gifted and Black」のリモート・パフォーマンスを披露した。

 約1分半のトレイラー映像は、映画のタイトルにもなっているアレサの名曲「Respect」をジェニファー演じるアレサが煌びやかなドレスを纏って歌う姿と、彼女が世の中に認められようと奮闘しながら、スターダムにのしあがる様子が織り交ぜられている。

 映画には、フォレスト・ウィテカー、オードラ・マクドナルド、マーロン・ウェイアンズ、マーク・マロン、タイタス・バージェス、キンバリー・スコット、テイト・ドノヴァン、メアリー・J. ブライジが出演している。リースル・トミー(Liesl Tommy)が監督する今作は12月に全米公開予定となっている。

 今年2月、映画の撮影がクランクアップした際、ジェニファーは「圧倒され過ぎて今すぐには伝え切れませんが、クイーン(アレサ)本人から選ばれたこと、そしてまたさらなる夢を現実にできたことへの感謝は言葉では言い表せません!クイーンのリクエストを尊重できたことは光栄でした!唯一無二のクイーン・オブ・ソウル#ArethaFranklin #respectMovie」とインスタグラムに綴っていた。

 ジェニファーはアレサ本人から伝記映画で自分の役を演じるよう、『ドリームガールズ』で【アカデミー賞】を受賞した直後の2007年に初めて打診されたそうで、その後2015年にアレサが最終判断を下した。故アレサ・フランクリンは、2018年8月にすい臓がんとの戦いの末に、76歳で死去した。