エド・シーランに教えてもらった【グラミー賞】トロフィーの活用法とは? ラッセル・クロウが語る
エド・シーランに教えてもらった【グラミー賞】トロフィーの活用法とは? ラッセル・クロウが語る

 俳優のラッセル・クロウが、2020年6月25日に放送された米トークショー『レイトx2ショーwithジェームズ・コーデン』にリモート出演し、友人のエド・シーランが自宅を訪れた際に二人で実行したという、【グラミー賞】受賞アーティストならではの楽しみ方を紹介した。

 番組視聴者があまり見たことがないような貴重な所持品を用意してもらう、リモートならではのコーナー“Late Late Show ’n Tell”で、クロウは公開競売で入手したという【グラミー賞】トロフィーを取り出した。故ジョニー・キャッシュ、故カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス、故ロイ・オービソンが参加したアルバム『Class of ’55』の受賞トロフィーで、キャッシュの死後に遺族がクリスティーズを通じ売却した遺品の中の一品だったと彼は説明している。

 クロウはこのトロフィーについて、「エド(・シーラン)が(ラッセルが現在暮らしているオーストラリアの)農場に来たことが何回かあったんだけれど、バーにいた時に“あのジョニー・キャッシュの【グラミー賞】はどこ?”って聞かれたんだ」と当時の状況を説明した。彼がトロフィーを持ってくると、シーランが、「【グラミー賞】で何をするか知ってる?」と言い出し、二人でトロフィーのスピーカー部分にジャック・ダニエルを注いで、ショットを飲み始めたそうだ。

 この話を聞いたコーデンは、「今まで聞いた中で一番のショウビズ・ストーリーかもしれない。話してくれてありがとう」と感嘆していた。

 番組ではほかにも、20周年を迎えた【アカデミー賞】受賞主演映画『グラディエーター』の撮影当時の話や、7月10日に全米公開予定の新作スリラー『Unhinged』の現場の雰囲気などについても語られている。