【ロラパルーザ・フェスティバル2020】正式に中止を発表
【ロラパルーザ・フェスティバル2020】正式に中止を発表

 現地時間2020年6月9日、米イリノイ州のシカゴ市が、レイバー・デー(Labor Day)にあたる9月7日まで、すべての大規模な屋外イベントを中止することを発表した。

 ローリ・ライトフット市長は、プレス・リリースで「私たちは、健康と安全を優先しながら、人々がシカゴの夏の精神を楽しめる方法を提供しなければなりません。これらの対面式イベントを予定から外すのは心苦しいですが、今夏のフェスティバル・シーズンを創意性に溢れ、魅力ある、楽しいするために最大限の努力を行いたいと考えています」と説明した。

 この報道を受けてすぐに、【ロラパルーザ】はホームページと公式インスタグラムに「今年、グラント・パークで【ロラパルーザ】をまた開催できることを願っていましたが、計画通りに行えない理由は理解しています。2021年の夏に【ロラパルーザ】の30周年を祝う素晴らしいショーを実施すべく全力を尽くしますのでご安心ください。皆さんと一緒に祝うことが待ちきれません」と投稿した。

 C3 Presentsが主催する【ロラパルーザ】は、【コーチェラ】同様に開催予定だった7月30日から8月2日までの週末の期間、ライブストリームを実施する予定だ。「週末の期間行うヴァーチャル・イベントではシカゴ市と周辺で行われたパフォーマンス、シカゴでの壮大な過去ライブ映像、6か所の海外都市で開催された【ロラパルーザ】、1990年代の秘蔵映像などが含まれます。詳細なスケジュールは来月発表します」と声明で説明した。