須田景凪、映画『水曜日が消えた』主題歌MVは全編CG
須田景凪、映画『水曜日が消えた』主題歌MVは全編CG

 須田景凪が、新曲「Alba」を2020年6月5日に配信リリースし、ミュージックビデオも公開した。

 新曲「Alba」は、6月19日から公開となる中村倫也主演映画『水曜日が消えた』の主題歌。MVは同映画の監督でもある吉野耕平が手掛けており、須田景凪として初の全編CGによるミュージックビデオとなった。映画に登場する7種類の日常のアイテムがちりばめられながら、所々に歌詞とリンクする演出も。楽曲のテーマを具現化し、さらに広げるような作品になっている。

◎映像
須田景凪 『Alba』ミュージックビデオ
https://youtu.be/jYpJ8ZU13Oc

◎中村倫也 コメント
<MVを見ての感想>
どうやって作っているんだろうと最初に思いました。監督が一枚一枚書いているのかな?って。
元々、映画と歌の雰囲気と歌詞の世界観が絶妙に混じり合っていて、まさしく主題歌という印象でしたが、
それを視覚的に監督が作ってくれて、映画の中に出てくる様な風景だったり、アイテムが
加わったことでより結びつきが強くなった感じがしました。
(観ると)楽しいと思います。素敵な音楽と素敵な映像。
映画は、まだ公開前ですが、想像を膨らませて愛でてもらえれば嬉しいです。

<気になったシーン>
映画を作っていた身としては、思い浮かぶシーン、思い入れのある小物とかが、
全てのカットに散りばめられていて、楽しかったです。
靴だけで、あれだけ見せられるっていうのも凄いし、
窓から差し込んでくる花びらとか
そういう一個一個の映像に温もりがあって
吉野監督らしい作品だと思いました。
あと、豚のストラップが好きだなと思いました(笑)。

◎吉野耕平監督 コメント
映画「水曜日が消えた」と共に生まれた曲、Alba。そのミュージックビデオを担当させていただくのは、一つの世界の中の少し違った場所を旅するような不思議な感覚でした。
ゾートロープやフェトキナスコープなど、少しずつ違う形のものが連なることで一つの動きを生み出していく回転アニメーションの世界を入り口に、“7つで1つ”の存在の物語を描いています。
映画に登場したものと同じ、7種類の靴や7種類のペンが出てきますが、あくまでAlbaのミュージックビデオとして楽しんでいただけるように作らせていただいたつもりです。ただ両者は全く別の話、というわけではなく、いわば一つの物語の『外側』と『内側』みたいな関係かもしれません。是非、映画を観る前、観た後と、それぞれ両方楽しんでいただければと思います。

個人的には2番の夜の街灯のシーンが気に入っています。街灯の光で地面に伸びる7つの影はもともと映画の中で使おうかと考えていたアイデアですが、色々あって果たせず。結果的にミュージックビデオで見事復活となりました。

◎リリース情報
配信シングル「Alba」
2020/06/05 RELEASE
https://sudakeina.lnk.to/Alba