【ビルボード】YOASOBI「夜に駆ける」初の総合首位獲得、ピコ太郎・星野源に次ぐMV再生回数となる約1,400万再生をマーク
【ビルボード】YOASOBI「夜に駆ける」初の総合首位獲得、ピコ太郎・星野源に次ぐMV再生回数となる約1,400万再生をマーク

 2020年6月1日付(集計期間:2020年5月18日~5月24日)のBillboard JAPAN 総合ソング・チャート“JAPAN HOT 100”で、YOASOBIの「夜に駆ける」が総合首位を獲得した。

 前週総合2位に順位を上げた「夜に駆ける」は、当週は地上波などのメディア露出効果も後押しとなって、各指標のポイントが軒並み伸びて、動画再生とストリーミングが急伸して2冠となり、初の“JAPAN HOT 100”総合首位を獲得した。動画再生回数は前週7,133,036再生から当週13,890,300再生と倍増している。これは、2015年6月からの週間動画国内再生数の集計開始以来、ピコ太郎の「PPAP」の国内週間再生最高記録26,777,714再生や星野源の「恋」の同記録17,018,090再生に次ぐアーティスト最高記録となる。この快挙が前週に続き総合10位を守ったYOASOBIの新曲「ハルジオン」にどう影響するか、次週もYOASOBIに注目だ。

 前週初の総合首位となった瑛人の「香水」もまた、首位獲得によるメディア露出効果により、各指標のポイントを伸ばしている。ダウンロードでは前週8,652DLから当週9,870DL、ストリーミングでは前週5,676,459再生から当週7,128,383再生、動画再生では前週5,755,840再生から当週6,172,039再生へと増加した。しかし、『週刊少年ジャンプ』にて最終回を迎えた『鬼滅の刃』効果によりポイントを伸ばしたLiSAの「紅蓮華」もまた、フィジカルを含めた全指標でポイントを伸ばして急追したため、「香水」は総合3位に後退となった。「香水」はユーザーによる“歌ってみた”動画が多いことから、おそらくカラオケ指標でポイントを獲得する可能性が高い。新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が全国で解除され、カラオケ店が復旧し、「香水」のカラオケ配信が追加されれば、データ抽出を再開できた折に再度ジャンプアップするだろう。

◎【JAPAN HOT100】トップ10
1位[2]「夜に駆ける」YOASOBI(-・14,003DL・8,335,490再生)
2位[4]「紅蓮華」LiSA(2,629枚・24,772DL・4,401,678再生)
3位[1]「香水」瑛人(-・9,870DL・7,128,383再生)
4位[3]「I LOVE...」Official髭男dism(1,195枚・8,031DL・4,945,217再生)
5位[5]「Pretender」Official髭男dism(-・5,831DL・4,454,371再生)
6位[7]「Love so sweet : Reborn」嵐(-・39,727DL・-)
7位[6]「白日」King Gnu(-・7,660DL・3,998,442再生)
8位[12]「宿命」Official髭男dism( -・3,513DL・2,911,022再生)
9位[11]「マリーゴールド」あいみょん(-・5,500DL・2,537,482再生)
10位[10]「ハルジオン」YOASOBI(-・6,911DL・2,865,020再生)

※[]内は前週順位
※()内はシングル枚数・ダウンロード数・ストリーミング数(各50位圏内のみ)