テイク・ザット、ロビー・ウィリアムス参加のヴァーチャル・コンサート開催へ
テイク・ザット、ロビー・ウィリアムス参加のヴァーチャル・コンサート開催へ

 90年代に一世を風靡したUKグループ、テイク・ザットが、現地時間2020年5月29日にヴァーチャル・コンサートを開催する。ハワード・ドナルド、マーク・オーウェン、ゲイリー・バーロウに加え、元メンバーのロビー・ウィリアムスが、それぞれが自宅からこの資金調達のコンサートに集うが、2014年に脱退したジェイソン・オレンジは不参加となる。

 ヴァーチャル・コンサートで調達された資金は、音楽セラピー・チャリティー団体のNordoff Robbinsと新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けているコンサート・クルーを支援するクルー・ネイションに寄付される。

 ロビーを迎えた一夜限りの再結成とは言え、辛抱強く待ち続けたファンにとっては大きな成果だ。2012年のロンドン・オリンピックの閉会式でテイク・ザットが演奏した際も、ロビーは不参加だった。とはいえ、先月ロビーとゲイリーは、2010年にリリースした「Shame」をヴァーチャルでデュエットしており、今回の再結成をほのめかすものだったのかもしれない。

 ヴァーチャル・コンサートの模様は、日本時間5月30日の午前9時からMeerkatのYouTubeチャンネル、Facebookにて視聴可能となる。

 ソロ・キャリアに専念するため、1995年にグループを脱退したロビーは、全英アルバム・チャート史上最も成功したソロ・アーティストとなり、全世界で7000万枚以上を売り上げている。テイク・ザット時代を含め【ブリット・アワード】を過去最多の18回受賞しており、【アイヴァー・ノヴェロ賞】にも5度輝いた。また2004年には、UKミュージック・ホール・オブ・フェームに殿堂入りしている。