米ライブネイションが第一四半期決算を発表 コロナウイルスの影響で大幅な減収に 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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米ライブネイションが第一四半期決算を発表 コロナウイルスの影響で大幅な減収に

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米ライブネイションが第一四半期決算を発表 コロナウイルスの影響で大幅な減収に

米ライブネイションが第一四半期決算を発表 コロナウイルスの影響で大幅な減収に


 米ライブ・ネイションの収益が21%損失し、第一四半期は昨年同時期の7倍となる1億7,200万ドル(約183億円)の損失となっていたことが分かった。

 現地時間2020年5月7日に発表された同社の第一四半期の収支報告によると、米ライブ・ネイションは、3か月で1株あたり0.94セントの収益により収益は14億ドル(約1,490億円)、調整後の営業損失は2,010万ドル(約21億4,000万円)、収入減は4億3,500万ドル(約463億円)に。

 第一四半期の収益は9億9,340万ドル(約1,057億円)で、前年同期から25%減少したが、チケット販売収益は16%減の2億8,430万ドル(約303億円)であった。また、米国内のイベント数は2019年の5,675から2020年は4,790に減少し、世界でのイベント数は2019年の5,957から2020年は4,640に減少した。全世界での入場者数は2019年の1,490万人から2020年の1,040万人に減り、推定チケット販売金額は1億1,700万ドル(約124億円)から9,150万ドル(約97億円)に減少した。

 世界最大手のコンサートプロモーターとして、新型コロナウイルスの蔓延によってもたらされた世界的な閉鎖の影響を受けており、何千もの延期されたコンサートの払い戻しを行った後、90%のファンはそのままチケットを保有。また80%の公演は中止ではなく延期になるという。

 第一四半期終了の時点で、米ライブ・ネイションは33億ドル(約3,510億円)の現金および現金同等の資産を保有している。これには、8億4,200万ドル(約896億円)のクライアントチケットキャッシュが含まれており、8億1,700万ドル(約869億円)のフリーキャッシュ、さらに9億ドル(約957億円)の利用可能なクレジットが含まれているため、流動資産は17億ドル(約1,808億円)に上る。同社のジョー・ベルヒトールト社長は5月7日の決算報告で、年間の資金燃焼率は1億5,000万ドル(約160億円)で、追加のクレジットを利用すれば年間を通じて十分な現金があると語っている。

 4月に米ライブ・ネイションは6億ドル(約638億円)のコスト削減目標を発表し、通年の設備投資額は当初の推定3億7,000万ドル(約400億円)から約2億ドル(約213億円)に、削減すると予測されている。

 「我々は次の四半期がいつものようなビジネス展開にならないことを認識しています」とベルヒトールト社長は投資家に述べ、イベントがいつ再開できるか明確になるまでは結果は予測できないと説明した。

 そして第一四半期報告には「ライブイベントの世界的な閉鎖は経験したことがなく、かつ予想不可能なことから、将来発生するかもしれないチケット代金の返金の見積りは記載していません」と記されており、「我々はパンデミックのために実施できなかった公演の大部分は延期になると期待しています。2021年3月31日以降に発生すると予想される公演のチケット代金は、連結貸借対照表のその他の長期負債に反映しています」と続けた。


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