のん、生配信ライブで生歌&モノマネも披露
のん、生配信ライブで生歌&モノマネも披露

 のんが、初となる生配信ライブ『NON OUCHI DE MIRU LIVE~まったり どっちのライブショー~』を、2020年5月5日に開催した。

 今回は外出自粛中企画第2弾となる、チケット制有料生配信ライブ。のん公式Twitterでのファン投票で決定したライブのサブタイトル「まったり どっちのライブショー」は、のんとひぐちけいの2人がお互いに衣装や演奏曲を視聴者にプレゼンし、視聴者からの反応が多い方を選びライブを進めていく、視聴者参加型・バトル形式の配信ライブスタイルを表している。

 事前にスタッフから視聴者へ「おうちにポテチがあればそちらを用意して見るのがおすすめ!」と案内があったとおり、出演者であるのんとひぐちけいは、ポテトチップスが山盛りになったお皿で顔を隠して登場。のんがうすしお派、ひぐちがコンソメ派として、まずはそれぞれの味をイメージした衣装を視聴者にプレゼン開始。視聴者から寄せられたコメントを読み上げて勝敗を決め、勝敗はひぐちのコンソメ・スタイルに軍杯が上がった。

 そして、2人でバタバタと着替えに行き、のんは両袖にフリンジがたっぷりついたデニムジャケットを羽織って再登場。十分な距離を保って置かれたアンティークな一人用ソファにそれぞれ腰掛け、アコースティック・ギターやアンプ、マイクに囲まれながら談笑。「遠めだなぁと思ったけど、これはこれで良いかも」と言いながら、さっそく最初の1曲目のプレゼンを開始した。

 最初に聞きたい1曲として、のんは「わたしは部屋充」、ひぐちは「さあいこう」をプレゼン。「忘れらんねえよの柴田さんが書いてくださった『リア充』という言葉の逆をいく曲。おうちでまったりっていうテーマにも合う!」というのんのプレゼンにコメントは大盛り上がり。ひぐちの弾けるようなアコースティック・ギターと共に「わたしは部屋充」をのんが熱唱した。

 2曲目は、笑顔になれる曲。のんはRCサクセション「I LIKE YOU」、ひぐちは新曲である「僕は君の太陽」をプレゼン。結果、無観客ライブとして開催され収録放送となった『NON KAIWA FES Vol.2』のOP映像が元となった新曲で、ひぐちが作曲、のんが作詞をつとめた「僕は君の太陽」を披露した。

 3曲目は、イライラを発散させる曲。のんは「やまないガール」、ひぐちは「こっちを見てる」をプレゼン。元GO!GO!7188のノマアキコ、ユウの両名に手掛けられた、のんにとって大切な一曲である「やまないガール」は怒りもクールに発散出来る、とのん。コメントも「やまないガール」を熱望する声が多数に。アコースティックギターを準備するのんが袖のフリンジを気にして腕まくりすると、ひぐちも「コメントでも袖の心配されてたよ」と笑った。

 4曲目は、思いっきり泣ける曲。のんは「涙の味、苦い味」、ひぐちは「あこがれて」をプレゼン。のん&ひぐちの2人バージョンの「あこがれて」を披露した。

 いよいよ最後となった5曲目では、のんは「RUN!!!」、ひぐちは「スーパーヒーローになりたい」をプレゼン。ひぐちは「のんちゃんにはいつも『スーパーヒーロー』のイメージがある。こんな時だからこそ、のんちゃんがスーパーヒーローになっているところが見たい!」と熱いプレゼン。これにはコメントも拍手喝采。満場一致でラストナンバーは「スーパーヒーローになりたい」に決定した。

 プレゼン対決の勝敗は、2対4でひぐちけいの勝利。罰ゲームはのんに決定。内容は「相手のモノマネ」。のんがひぐちの“朝会った時、親戚のおじさんみたいな距離の詰め方をするひぐちけい”のモノマネを披露し、心当たりがあるらしいひぐちは大笑い。

 楽しい雰囲気のまま、ラストナンバーへ。ひぐちの熱く力強い演奏と共に、のんはその場で立ち上がってマイク片手に歌い上げた。視聴者たちへ締めの挨拶が終わると、それぞれポテチを抱えカメラに手を振り、和やかなムードで、のん初の配信ライブは幕を閉じた。

PHOTO:Kentaro MINAMI

◎セットリスト
生配信ライブ『NON OUCHI DE MIRU LIVE~まったり どっちのライブショー~』
01. わたしは部屋充(のんプレゼン)
02. 僕は君の太陽(ひぐちプレゼン)
03. やまないガール(のんプレゼン)
04. あこがれて(ひぐちプレゼン)
05. スーパーヒーローになりたい(ひぐちプレゼン)