スティング/ザ・ストロークスら、サザビーズの新型コロナ対策支援オークションに協力
スティング/ザ・ストロークスら、サザビーズの新型コロナ対策支援オークションに協力

 グーグルのオンライン・ビデオ会議ツールGoogle Meetを通して、著名人と様々なヴァーチャル体験を行うことができる権利が、世界的オークション・ハウスのサザビーズによるオークションに出品される。このオークションは、新型コロナウイルスの国際救援委員会援助のために5月1日から5月8日まで行われ、50ドル(約5,300円)から入札が可能となる。

 出品されてるのは、ヴァーチャルでスティングと一緒にレコーディングできる権利、ザ・ストロークスとハングアウトできる権利、ヒラリー・クリントンと一緒にコーヒーを飲める権利、俳優のサシャ・バロン・コーエンやアポロ9号の宇宙飛行士ラッセル・シュウェイカートとのビデオ会話、元米国国務長官マデレーン・オルブライトと一緒にコーヒーまたは紅茶を飲める権利、起業家兼作家ティモシー・フェリスからビジネス・レッスン、インテリア・デザイナーのジャックス・グレンジとの会話、元英国外務大臣デイヴィッド・ミリバンドとの会話などの体験となっている。

 また、人気TVシリーズ『ダウントン・アビー』の舞台となったハイクレア・カースルのヴァーチャル・ツアーを、ドラマの製作総指揮と脚本を手がけるクリエイターのジュリアン・フェロウズ、グランサム伯爵役のヒュー・ボネヴィル、そしてグランサム夫人役のエリザベス・マクガヴァーンと一緒に体験するのはファンにとってはたまらないだろう。

 「我々は、この異常な状況の中でパンデミックの救済に貢献することを誇りに思います。世界中の多くのクライアントから新型コロナウイルス救済について問い合わせがありました。グーグル、そしてこのユニークなヴァーチャル体験に賛同頂いた第一線で活躍する著名人とのパートナーシップのおかげで、国際救援委員会に援助できることを期待しています」とサザビーズのCEOチャールズ・スチュワートは説明した。