ブライアン・メイ、ヴィーガン生活継続中「動物を食べるべきなのかをもう一度よく考えなければならない」
ブライアン・メイ、ヴィーガン生活継続中「動物を食べるべきなのかをもう一度よく考えなければならない」

 クイーンのブライアン・メイが、新型コロナウイルスの世界規模での感染拡大に食肉が関連しているという持論をインタビューで語った。

 英NMEの取材に対し、「動物を食べるべきなのかをもう一度よく考えなければならない」と提案した彼は、人間が動物を食べることがウイルスの根源ではないかと推測しつつ、動物性食品を摂取することは健康にとって最善ではないとより多くの人々に知られるようになってきていると説明した。

 何年も動物愛護家として活動する中、今年の初めから植物性食品のみの食事に切り替えて完全にヴィーガンになったことを明かしたメイは「ヴィーガンになるのは単なる決断だ。他人に説教するようなことは控えてきたけれど、動物を食べることが人類にもたらす影響に打つ手なしじゃないか。他の動物類を虐待せずにすむように、我々の世界を見直すべきだと思う」と説明した。

 今月初めのITVのインタビューでもメイは、パンデミックを生きる中で「学んだことを我々は忘れてはならない」と述べていた。「私たちは在宅勤務ができる、車や飛行機の利用も停止できる。すると空気がきれいになる」と話した彼は「これで無数の命が救われる。道で動物が車に轢かれることもなくなるし、野生動物レスキューにとって極めて大きな変化となっている」と語っていた。