ヨルシカ、アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌に続き挿入歌も担当
ヨルシカ、アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』主題歌に続き挿入歌も担当

 ヨルシカの楽曲「夜行」が、2020年6月5日に公開となるアニメーション映画『泣きたい私はをかぶる』の挿入歌に決定した。

 本作はアニメーションスタジオ「スタジオコロリド」が贈る長編アニメーション映画2弾で、ヨルシカは主題歌「花に亡霊」を書き下ろした。これに続いて挿入歌に決定した「夜行」は3月4日にリリースされたナンバーで、本作のW監督である佐藤順一監督と柴山智隆監督が、ヨルシカのメンバーn-buna(ナブナ)とsuis(スイ)と映画の世界観について直接語り合い、イメージを共有したうえで生み出された楽曲とのこと。

 すでに解禁されている「夜行」のMVは、映画の制作を行ったスタジオコロリドが担当。時折あらわれる街の景色が本作の舞台である愛知県常滑市をモチーフにしていることから、早くもSNSを中心に“泣き猫”との関係性が取り沙汰されていた。

◎映像
『泣きたい私は猫をかぶる』挿入歌 ヨルシカ「夜行」MV
https://youtu.be/MH5noJJfqDY

◎佐藤順一監督 コメント
「夜行」はヨルシカさんに完成途中の作品を観てもらって作ってもらいました。日之出が主人公・ムゲの本当の気持ちを知った場面なので、普通はかなりしっとりした曲になるところですが、ヨルシカさんの曲ならば、ややリズムのあるちょっと切ない系の曲もよいのではと試していただくことに。曲をはじめて聞いたとき、言葉が意味を超えて心の風景を描くように紡がれたヨルシカさんらしい楽曲が出来たと感じて嬉しかったです。ムゲや日之出の感情と組み合わさることで更なる広がりがイメージできました。

◎柴山智隆監督 コメント
音響監督でもある佐藤監督からは、「作品に寄り添い過ぎなくても大丈夫」というようなお話があったと記憶しています。「夜行」が届いて、はじめて映像に合わせて曲を聴いたときにはイメージがふわっと拡がっていくような感覚があって驚きました。日之出の心情を大切にしていただきつつも、次々と浮かんでくる情景が心地よくて、その日から毎日のように聴いています。素晴らしい楽曲をありがとうございました。

◎公開情報
映画『泣きたい私は猫をかぶる』
出演:志田未来 花江夏樹 小木博明 山寺宏一 
監督:佐藤順一 柴山智隆
脚本:岡田麿里 
主題歌:「花に亡霊」ヨルシカ(ユニバーサルJ)
企画:ツインエンジン 
制作:スタジオコロリド 
配給:東宝映像事業部
(C) 2020 「泣きたい私は猫をかぶる」製作委員会