『4月1日はなんの日?』レゲエ界のリヴィング・レジェンド、ジミー・クリフの誕生日
『4月1日はなんの日?』レゲエ界のリヴィング・レジェンド、ジミー・クリフの誕生日

 4月1日はジャマイカ、レゲエ・ミュージック界を代表するレジェンド、ジミー・クリフの72歳の誕生日。

 ジミー・クリフは、1948年4月1日、ジャマイカのセント・キャサリン教区生まれ。1962年にジャマイカ国内でデビューを果たし、60年代後半には拠点をイギリス・ロンドンへと移し、1stアルバム『ハード・ロード・トゥ・トラベル』(1967年)をリリース。そして、1972年に映画『ハーダー・ゼイ・カム』で主役の青年アイヴァンを演じ、同名主題歌とともに世界的な知名度を獲得した。以降、40年以上にわたりレゲエ界を代表する大御所アーティストとして活躍を続けるジミー・クリフ。ジャマイカの男子ボブスレー・チームの奮闘を描き、日本も大ヒットを記録した映画『クール・ランニング』(1993年)の主題歌「アイ・キャン・シー・クリアリー・ナウ」を歌ったことでもおなじみだが、ローリング・ストーンズやクラッシュのジョー・ストラマーの作品に参加するなど、古くからロック・ミュージシャンとの親交が深く、多くのロック・ファンにも愛されているクリフ。ランシドのティム・アームストロングをプロデューサーに迎えてリリースしたアルバム『リバース』(2012年)では、ランシドの「ルビー・ソーホー」や、クラッシュの「ブリクストンの銃」をカバーし、全米ビルボード・レゲエ・アルバムチャートNo.1ヒットを記録。翌93年には自身2度目となるグラミー賞【最優秀レゲエ・アルバム賞】も獲得している。

 ここ数年はコンスタントに来日も果たしており、2018年には【GREENROOM FESTIVAL’18】のヘッドライナーを務め、多くのファンを魅了。昨年もベルギー、イギリス、ドイツなど欧州各国のフェスに出演を果たすなど、70歳を過ぎた今もレゲエ・ミュージック界のリヴィング・レジェンドとして世界的な活躍を続けている。