リル・ウージー・ヴァート、米ビルボード・ソング・チャートへ計22曲を同時にチャートインさせる快挙
リル・ウージー・ヴァート、米ビルボード・ソング・チャートへ計22曲を同時にチャートインさせる快挙

 2020年3月28日付の米ビルボード・チャートが発表され、リル・ウージー・ヴァートが、最新アルバム『エターナル・アテイク』のデラックス盤に収録されている全14曲を含む計22曲を同時にソング・チャート“Hot 100”にランクインさせたことが明らかになった。

 3月6日にリリースされた『エターナル・アテイク』のチャートイン初週に“Hot 100”へ20曲を送り込んでいたリル・ウージー・ヴァートは、同チャートの61年間の歴史で、同時に22曲以上チャートインさせた3組目のアーティストとなった。過去にこの快挙を3度成し遂げているドレイクは、アルバム『スコーピオン』がリリースされた際に、2018年7月14日付の“Hot 100”で史上最多となる27曲を同時にチャートインさせている。また、リル・ウェインは、初登場1位を獲得した『Tha Carter V』をリリースした際に、“Hot 100”へ22曲を同時に送り込んでいる(2018年10月13日付)。

 今週、新たに14曲が“Hot 100”に初登場したリル・ウージー・ヴァートは、自身のキャリアにおいて、計62曲を同チャートにランクインさせたことになる。このうちの34曲が、2020年に初チャートインしたもので、今のところ年内最多となっている。昨年はリル・ベイビーが最多となる計22曲、2018年にはドレイクが最多35曲を初登場させている。

 なお『エターナル・アテイク』デラックス盤の3月13日リリースをうけ、リル・ウージー・ヴァートは週間ユニット247,000を獲得し、アルバム・チャート“Billboard 200”で2週連続1位をマークしている。

 以下、今週“Hot 100”にチャートインしたリル・ウージー・ヴァートによる22曲の楽曲タイトルとなる。

◎2020年3月28日付“Hot 100”にチャートインしたリル・ウージー・ヴァートによる楽曲
13位 (初登場) 「Myron」
19位 (初登場) 「Bean (Kobe) feat. Chief Keef」
26位 (初登場) 「Yessirskiii with 21 Savage」
27位 「Baby Pluto」
37位 「P2」
41位 「That Way」
42位 「Lo Mein」
45位 (初登場) 「Lotus」
52位 「Silly Watch」
54位 (初登場) 「Wassup feat. Future」
60位 (初登場) 「Strawberry Peels feat. Young Thug & Gunna」
62位 (初登場) 「Moon Relate」
66位 (初登場) 「I Can Show You」
68位 (初登場) 「Trap This Way (This Way)」
72位 (初登場) 「Leaders feat. NAV」
76位 (初登場) 「No Auto feat. Lil Durk」
82位 「Homecoming」
83位 (初登場) 「Come This Way」
87位 (初登場) 「Got the Guap feat. Young Thug」
89位 (初登場) 「Money Spread feat. Young Nudy」
94位 「Futsal Shuffle 2020」
95位 「Prices」