フィオナ・アップル、約8年ぶりのニュー・アルバムが完成したと手話で明かす
フィオナ・アップル、約8年ぶりのニュー・アルバムが完成したと手話で明かす

 フィオナ・アップルが、約8年ぶりのニュー・アルバムが完成したことを自身のファンサイト“Fiona Apple Rocks”を通じて明らかにした。https://youtu.be/u3yH33epGJY

 新作が、5作目のスタジオ・アルバムであることから「5」と題された動画には、背景のTVから流れる、1950年に公開されたモノクロ映画『ボーン・イエスタデイ』の映像をカメラに写すフィオナが、その後「M-Y-R-E-C-O-R-D-I-S-D-O-N-E」(私のレコードが完成した)とアメリカ手話で伝える姿が捉えられている。

 今年初頭にVultureのインタビューに応じたフィオナは、ニュー・アルバムについて「私次第なの。もうすぐ完成するわ」と話しており、「あとアートワークとかをやらなきゃいけなくて、わざと先延ばしにしている部分がちょっとあって。わからない。ここ数か月の内には、多分」と近々リリースを予定していることを示唆するコメントをしていた。

 フィオナが最後にリリースしたスタジオ・アルバムは、2012年6月の『アイドラー・ホイール』で、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で自己最高となる3位に初登場し、2013年の【グラミー賞】で<最優秀オルタナティブ・アルバム賞>にノミネートされた。今作は、彼女にとって7年ぶりの作品だった。