ハーレイ役のマーゴット・ロビー、“悪カワ”人気キャラは伝説的なロックバンドの女性ボーカル&人気映画の登場人物をモデルにしていた
ハーレイ役のマーゴット・ロビー、“悪カワ”人気キャラは伝説的なロックバンドの女性ボーカル&人気映画の登場人物をモデルにしていた

 “悪カワ”キャラとして高い人気を誇るハーレイ・クインを主役とした映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』が2020年3月20日より公開される。

 セクシーでクレイジーでめちゃめちゃキュートなハーレイ・クインは、『スーサイド・スクワッド』(2016)の公開後、世界中で人気が爆発し、日本をはじめ、世界中のハロウィンで、毛先を水色とピンクで染めたツインテールに、個性溢れるメイク、そしてカラフルでキラキラしたファッションをまねる人が続出した。『スーサイド・スクワッド』に続いて、本作でもマーゴット・ロビーがハーレイ・クインを演じているが、ポップなハーレイを演じる際、意外な人物をモデルにしたことを明かした。

 マーゴットは「ハーレイのメイクと衣装はデボラ・ハリーの影響を受けています」と告白。デボラ・ハリーと言えば、1970年代、先鋭的な音楽性がひと際異彩を放ったバンド「ブロンディ」のボーカリストとして、世界中で人気を博したロックスターだ。ブロンドヘアと赤い唇がトレードマークのデボラはどことなく、ハーレイの特徴に通ずるものがある。そんな彼女とハーレイに共通しているのは、自身の個性を解き放っていること。フィールドは違うが、他にはない自分だけのスタイルを確立する両者の見た目に内面の強さが強く表れているように感じられる。本作には13種類にも及ぶと言われているハーレイの個性が凝縮されたファッションスタイルが登場するので、ぜひ注目して欲しい。

 また、マーゴットは「今回の映画では、ハーレイはちょっと奇抜で派手でやりすぎたことを見せています。あるシーンでは、メイクも髪もメチャクチャになっているんです。だけれど、彼女が着こなしている服には『これが私よ!』と自分を見つめ直そうとしている道中が再現されています」と、ハーレイの新たな覚醒を暗示している意味があったことを語る。

 さらに本作のハーレイのファッションにはもう一人モデルがいたようで、「私が大好きな作品の一つ『フィフス・エレメント』(1997)のリールーのオレンジ色のサスペンダーの衣装も参考にしたんです」と、ミラ・ジョボヴィッチが演じたSFアクション大作のキャラクターも参考にしていたことを明かしている。ハーレイの前に現れた“極悪”ブラックマスクと、謎のダイヤを盗んだ少女をめぐるクレイジー・バトルは、一体どんなカオスな展開を魅せてくれるのか? ハーレイが誰も知らない新たな自分に目覚めていく予測不可能な物語に期待が高まる。

◎公開情報
『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』
2020年3月20日(金)より、全国公開
監督:キャシー・ヤン
出演:マーゴット・ロビー、ユアン・マクレガーほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
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