今年の【SXSW】が新型コロナウィルスの影響を受けて中止 34年の歴史で初 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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今年の【SXSW】が新型コロナウィルスの影響を受けて中止 34年の歴史で初

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今年の【SXSW】が新型コロナウィルスの影響を受けて中止 34年の歴史で初

今年の【SXSW】が新型コロナウィルスの影響を受けて中止 34年の歴史で初


 2020年3月13日から22日まで米テキサス州オースティンで開催予定だった【SXSW】が、新型コロナウィルス懸念のためキャンセルされた。34年続いてきた同イベントが全て中止になるのは初めてだ。

 6日に行われた記者会見でオースティン市長のスティーヴ・アドラーが緊急事態を宣言し、「データに基づいた決断を下していることに我々は誇りを持っている」と述べたが、「【SXSW】をキャンセルせねばならないことは不運だ。我々の都市にとって非常に重要なものだ」と無念の思いも滲ませている。

 昨年の【SXSW】は、オースティン市に3億5,600万ドル(約365億円)の経済的影響を及ぼしたと市当局は見積もっている。

 州都である同市では、まだ新型コロナウィルス感染者は確認されていないとアドラーは強調し、「現時点では、計画し準備する必要がある以外の緊急事態はない」としつつも、「公衆衛生当局、そして我々の衛生担当責任者の勧めに従い、先立って緊急事態を宣言した。これに伴い、今年の【SXSW】を実質的に中止する命令を出した」と述べている。

 【SXSW】はウェブサイトで、市の命令に従うという内容の声明を発表し、「このニュースをシェアしなければならないことに打ちのめされています。“ザ ・ショー・マスト・ゴー・オン”(ショーは続いていかなければならない)が我々の基本理念であり、3月のイベントが行われないのは34年で初めてです。我々は現在、この前例のない事態の派生的問題と向き合っています」とコメントしている。

 「オースティン市の決断を支持し、尊重します。スタッフ、来場者、そしてオースティンで暮らす人々を守るために我々ができることに取り組みます」と声明には記載されており、イベントの日程変更を調整したり、教育がテーマの【SXSW EDU】参加者に“バーチャル【SXSW】”をオンラインで提供できるよう努めていると発表している。

 「【SXSW】をキャリア推進のために活用しているクリエイティブたちにとって、世界中の企業にとって、そしてオースティンと何百もの中小企業にとって、この状況がどれほど深刻なものか理解しています。そこには【SXSW】によって増加するビジネスを大いに当てにしている会場や劇場、供給業者、制作会社、サービス業界スタッフ、そして他の提携先が含まれています。我々は、皆様が愛するユニークなイベントを提供できるよう引き続き努力します。2020年3月のイベントは我々が意図した形では開催できなくなりましたが、今後も創造的な人々の目標達成支援という我々の目的に向かって精進します」と声明には記載されている。


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