ダーティー・プロジェクターズ、1年半ぶりの新曲「Overlord」を発表
ダーティー・プロジェクターズ、1年半ぶりの新曲「Overlord」を発表

 ダーティー・プロジェクターズが1年半ぶりとなる新曲「Overlord」をミュージック・ビデオとともにリリースした。https://youtu.be/LzHGYtIqLig

 デイヴ・ロングストレス率いる米ブルックリン出身のバンド、ダーティー・プロジェクターズ。<Domino>移籍後、初めて発表した2009年の5作目『Bitte Orca』が、その年の年間チャートを総なめにし、本格的にブレイク。その後もビョークとのチャリティー・コラボ作品のリリース、【朝霧ジャム】にヘッドライナーとしての出演、そして前作『Lamp Lit Prose』を提げて【FUJI ROCK FESTIVAL】への出演も果たすなど着実にステップアップを遂げてきた。

 監視資本主義への皮肉?混乱ばかりを生む世界のリーダーたちへの批判?テクノロジーへの盲目的な過信への警告?アンチ・ファシズムのマニフェスト?そんなことは誰も知る由もないが、「Overlord」はジョニ・ミッチェル「Both Sides Now」の現代版と言っても過言ではない。

 アコースティック・ギター、コントラバス、コンガ、ドラム、3部合唱によって紡ぎ出されるリラックスした暖かいサウンドは紛れもなく、アルバム『Swing Lo Magellan』以降のダーティー・プロジェクターズのサウンドとなっている。楽曲中、ギタリストのマイア・フリードマンがリードボーカルを担当し、プロデューサーであるデイヴと共に作詞を行った。他にもフェリシア・ダグラスとクリスティン・スリップがコーラス、ナット・ボールドウィンがコントラバス、マウロ・レフォスコがコンゴとして参加している。

◎リリース情報
配信シングル「Overlord」
2020/1/26 RELEASE