TYCHO、来月リリースの最新ALより「Outer Sunset」公開 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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TYCHO、来月リリースの最新ALより「Outer Sunset」公開

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TYCHO、来月リリースの最新ALより「Outer Sunset」公開

TYCHO、来月リリースの最新ALより「Outer Sunset」公開


 TYCHOが、ニュー・アルバム『Simulcast』を2020年2月28日にリリースすることを発表し、収録曲「Outer Sunset」を公開した。https://youtu.be/cR0bJlrXwH8

 米サンフランシスコを拠点に活動するスコット・ハンセンを中心としたプロジェクトであるTYCHO。米ビルボードのエレクトロニック・チャートで堂々の1位に輝いた実績に加えて、直近の作品『Epoch』と『Weather』が2作連続で【グラミー賞】ノミネートを果たしている。

 昨年リリースされた『Weather』と双子作の位置づけとなるのが今作『Simulcast』である。『Weather』の時期からすでにインスト・アルバムを制作中だと語っていたハンセンだが、『Simulcast』には、たしかに『Weather』期のサウンド・シグネチャーが随所に見られる。また、『Weather』でもともとヴォーカルをフィーチャーしていなかったトラック群が再収録されている。

 だが、『Simulcast』は、たんなる『Weather』のインスト・ヴァージョンではない。未発表の楽曲を加え、『Weather』からの再収録曲も順を変えて再構成することによって、新たなアルバムとして完成させたのである。プレイリストが主流となりつつある現代において、明確に一枚の流れとストーリーを持った“アルバム”作品として提示されている。『Weather』の時期にすでに洗練を極めていたオーガニック・サウンドとエレクトロニック・サウンドの融合は、本作のインストゥルメンタルでより明確になっている。響きの柔らかなギターのフレーズとシンセ音が統合され、どちらが優先されることもなくまろやかなアンサンブルとして両立しているのだ。

 ライブ・バンドとしての成長に重きをおいてきた近作までのTYCHOのあり方に比べ、よりリスニングにフィットする抑制された作品となっているのも『Simulcast』の特徴だ。本作の美点はこまやかな音のやり取りが聞ける細部にこそあり、そこから生まれる穏やかだがディープなサイケデリアは初期の作風を思わせるところもある。今作は飛躍と洗練を遂げてきたティコだからこそ到達できた、精巧な音のカレイドスコープなのだ。

 『Simulcast』国内盤にはボーナス・トラックが追加収録され、解説書が封入される。また、iTunesでアルバムを予約すると、公開中の楽曲がいち早くダウンロードできる。

 また、発売にあわせて『Weather』の国内盤CDとiTunesのアルバムダウンロードが2月28日より期間限定でディスカウント・プライスの1,800円にて発売されることも決定している。

◎リリース情報
アルバム『Simulcast』
2020/2/28 RELEASE
国内盤CD:BRC-628 / 2,200円(plus tax)
ボーナス・トラック追加収録 / 解説書封入


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