【グラミー賞】主催団体、選考プロセスでの不正行為を全面否定「関係者全員において厳正に運用」 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【グラミー賞】主催団体、選考プロセスでの不正行為を全面否定「関係者全員において厳正に運用」

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【グラミー賞】主催団体、選考プロセスでの不正行為を全面否定「関係者全員において厳正に運用」

【グラミー賞】主催団体、選考プロセスでの不正行為を全面否定「関係者全員において厳正に運用」


 先週休職処分を受けた【グラミー賞】を主催するレコーディング・アカデミーのデボラ・デューガン(Deborah Dugan)前代表が、同団体の関係者が行なったとされる数々の不祥事を暴露した告発状の中で、同賞の選考プロセスでも不正行為が行われていると指摘した問題で、レコーディング・アカデミーの暫定代表を務めているハーヴィー・メイソンJr.(Harvey Mason Jr.)とチーフ・アワード・オフィサーのビル・フレイムス(Bill Freimuth)が声明を発表した。

 今年の【グラミー賞】授賞式まであと3日に迫った2020年1月23日、レコーディング・アカデミー側は、「委員や委員会がプロセスを悪用し、自分と関係のあるアーティストのノミネートを後押ししているという嘘の告発がなされましたが、これは明確な虚偽であり、語弊があり、間違っています。(選考)プロセスは関係者全員において厳正に運用されており、例外はありません」と断言している。

 デューガン前代表は、昨年12月に団体が抱えている問題点を指摘するメモを人事部に提出していたが、謹慎処分を受けたあとに米雇用機会均等委員会(Equal Employment Opportunity Commission)に46ページにもわたる詳細な告発状を1月21日に提出した。その2日後の23日には米TV番組『グッド・モーニング・アメリカ』に出演し、告発内容に関する質問に答えた。

 レコーディング・アカデミーが発表した声明には、【グラミー賞】の選考プロセスについて、「選考審査委員会(Nominations Review Committees)は、それぞれのジャンルで高いレベルの専門性を持った、最新でいまどきのミュージック・クリエイターたちからなる多様なグループで構成されています。これらの委員は全員(【グラミー賞】ノミネートの)投票権を持っています。選考審査委員会は、全てのレコーディング・アカデミー支部から提出された名前から、委員長が代表とチーフ・アワード・オフィサーと相談しながら作り上げます。多くは役員です。(委員の)選考は、(【グラミー賞】ノミネート)第1ラウンドのエントリー・リストが作られる数週間前に行われるため、承認されたメンバーがノミネートに関わったかどうかは不明です。これらの委員はそれぞれが自身の分野のトップに位置する人物であるため、複数のアーティストと仕事をしている者も多く、ノミネーションの第1ラウンドに入ってしまうことも稀ではありません。利益相反に関しては厳しい規則があります。委員が【グラミー賞】ノミネート対象である場合、リスニング・セッションの間はずっと退出していなければならず、その部門では投票できません。委員はエントリーのランキングは知らず、投票は無記名です。委員会は部外秘ではありませんが、委員の名前は極秘です。当然これは外部の第三者からのロビー活動を阻むためであり、投票のプロセスの品位を保つためです。ノミネートと投票のプロセスに関わる全てが、アーティストの優秀さを認めて祝うために【グラミー賞】の品位を保つ目的で設定されています」と記載されている。

 【第62回グラミー賞】授賞式は、現地時間1月26日に開催される。


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