スティーヴン・マルクマス、“偶然生まれた”3部作ラストのテーマは“新たなステージにあるフォーク・ミュージック”
スティーヴン・マルクマス、“偶然生まれた”3部作ラストのテーマは“新たなステージにあるフォーク・ミュージック”

 スティーヴン・マルクマス&ザ・ジックスのアルバム『Sparkle Hard』(2018年)とエレクトロニック・ビーツなどを取り入れた実験的な作品『Groove Denied』(2019年)に次いで、“偶然生まれた”という3部作の最後を飾る最新ソロ・アルバム『Traditional Techiniques』から新曲「Xian Man」が公開された。

 2020年3月6日にリリースされる『Traditional Techiniques』のテーマは、“新たなステージにあるフォーク・ミュージック”だという。スティーヴンが、米ポートランドにあるレコーディング・スタジオHalfling Studioで『Sparkle Hard』の制作に取り組んでいる際に様々なアコースティック楽器に触れたことがきっかけとなり、『Traditional Techiniques』の楽曲が生まれていった。同作品の制作のためスティーヴンは再びHalfling Studioを訪れ、アフガニスタンの楽器など多様な楽器を取り入れてより壮大で予測不能なアルバムを作り上げた。

 『Traditional Techiniques』はスティーヴンの12弦アコースティック・ギターを軸とし、半世紀の歴史を持つフォーク・ロックの影響を受けた楽曲が展開される。Halfling Studioのクリス・ファンク(ザ・ディセンバリスツ)がエンジニアを務め、ボニー・プリンス・ビリーやチャベスのマット・スウィーニーがアルバムを通してギターを演奏している。

Photo: Samuel Gehrke and Chris Shonting

◎リリース情報
アルバム『Traditional Techiniques』
2020/3/6 RELEASE
国内盤CD:OLE1513CDJP / 2,200円(plus tax)
<トラックリスト>
1. ACC Kirtan
2. Xian Man
3. The Greatest Own In Legal History
4. Cash Up
5. Shadowbanned
6. What Kind Of Person
7. Flowin' Robes
8. Brainwashed
9. Signal Western
10. Amberjack
11. Juliefuckingette ※Bonus Track For Japan