『1月16日はなんの日?』時代を超えて輝きを放つ歌姫、シャーデー・アデュの誕生日
『1月16日はなんの日?』時代を超えて輝きを放つ歌姫、シャーデー・アデュの誕生日

 1月16日はシャーデーのボーカリストとして知られるシャーデー・アデュの61歳の誕生日。

 シャーデー・アデュことヘレン・フォラシャーデー・アデュは1959年1月16日、ナイジェリア・イバダン生まれ。幼い頃に母国イギリスへと戻りファッションの道へと進んだが、音楽への夢も捨てきれずバンド活動を続け、1983年に自身をボーカリストとするバンド、シャーデーを結成した。彼女のエキゾチックで魅力的なルックスとスモーキーな歌声、時代の先端をゆくサウンドがロンドンの音楽シーンで話題となり、デビュー・シングル「ユア・ラヴ・イズ・キング」、2ndシングル「メイク・ア・リヴィング」をヒットさせたのち、デビュー・アルバム『ダイアモンド・ライフ』(1984年)が全英2位、全米5位を記録。続くヒット曲「スウィーテスト・タブー」を収録した2ndアルバム『プロミス』(1985年)が全英・全米のほかヨーロッパ各国でもNo.1を記録し、世界的ブレイクを果たした。その後も、何度かの休止・充電期間を挟みながら活動を続けてきたシャーデー。プライベートでは結婚離婚を経てジャマイカへと移住し、1996年に長女も誕生している。

 2010年には約9年ぶりのリリースとなる新作『ソルジャー・オブ・ラヴ』が全米ビルボードNo.1を獲得。翌年には大規模なワールドツアーを行っているシャーデー。その後、再び長い沈黙を経て2018年に新曲「フラワーズ・オブ・ザ・ユニヴァース」、「ザ・ビッグ・アンノウン」の2曲を発表。当然ニュー・アルバムへの期待も高まるが、引き続き気長に続報を待ちたい。