『1月15日はなんの日?』クランベリーズ、ドロレス・オリオーダンの命日 没後2年
『1月15日はなんの日?』クランベリーズ、ドロレス・オリオーダンの命日 没後2年

 1月15日はアイルランドのロック・バンド、クランベリーズのリード・シンガー、ドロレス・オリオーダンの2回目の命日。

 ドロレス・オリオーダンは1971年9月6日、アイルランド生まれ。1980年代末にクランベリーズを結成し、「リンガー」(1993年)、「ゾンビ」(1994年)などのヒット曲とともにオルタナティブ・ロックとケルティック音楽のテイストを融合させた楽曲で90年代に世界的人気を獲得。ドロレスはクランベリーズの作詞を主に担当しており、力強く、時に哀調のこもった個性的な声はバンドのサウンドの生命線だった。2000年代に入りクランベリーズは一時活動休止したが、ドロレスはその間にソロ・アーティストとしても作品を発表している。

 2009年にクランベリーズとして活動を再開し、その後2枚のアルバムをリリース。大規模なツアーなども行っていたが、体調不良に悩まされることも多かったというドロレス。2018年1月15日、レコーディングのために滞在していたロンドンにて46歳という若さで急死。ボーカリストを失ったクランベリーズは2019年4月に最後のスタジオ・アルバム『イン・ジ・エンド』をリリースし、その活動に終止符を打っている。