カニエ・ウェスト率いるサンデー・サービス・クワイア、ニュー・アルバム『Jesus Is Born』をリリース
カニエ・ウェスト率いるサンデー・サービス・クワイア、ニュー・アルバム『Jesus Is Born』をリリース

 カニエ・ウェスト率いるサンデー・サービス・クワイアが、19曲入りのニュー・アルバム『Jesus Is Born』をクリスマスにリリースした。

 日曜礼拝を意味する【サンデー・サービス】は、カニエ・ウェストがクワイア(聖歌隊)とバンドとともに2019年1月より各地で定期的に行っているライブ・シリーズと音楽プロジェクトで、カニエの楽曲はもちろん、彼がアレンジした伝統的なゴスペル曲が取り上げられている。

 カニエは、今年10月にBeats 1のゼイン・ロウとのインタビューで、この『Jesus Is Born』をクリスマスに発表することを明かしていた。アルバムには、ゴスペル風にカヴァーされた「Ultralight Beam」をはじめ、【サンデー・サービス】で披露されていた楽曲が多数収録されており、エグゼクティブ・プロデューサーをカニエが務めている、

 カニエにとって、2枚目のゴスペル・アルバムとなる『Jesus Is Born』の前作『Jesus Is King』は、米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”にて初登場1位を獲得した。『Jesus Is King』で9作連続でアルバム・チャート首位に輝いたカニエは、エミネムの最多連続アルバム首位記録にタイとなった。また、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”には、最高位7位をマークした「Follow God」含む、すべてのアルバム収録曲がチャートインした。

 この1か月間でカニエは、ゴスペル・オペラも行っており、11月には米LAで『Nebuchadnezzar』をプレミア上演したほか、12月8日と22日には米マイアミと米NYで『Mary』が上演された。