有村架純出演テレビCM放送開始、楽曲はSEKAI NO OWARI「RPG」
有村架純出演テレビCM放送開始、楽曲はSEKAI NO OWARI「RPG」

有村架純が出演する東芝のテレビCM「扉を開け」篇が本日12月20日から放映開始。SEKAI NO OWARIの「RPG」が使用されている。

 「どんな課題にだって、解決の扉はきっとある。」というテーマを据えた同CMは、青空の草原に真っ直ぐ伸びる1本の坂道を舞台に、有村架純が目の前に現れた光の扉を開き、その先に広がる新しい世界へ飛び込んでいくシーンを通じて、環境問題やデータセキュリティ、精密医療など、東芝には社会課題の解決に役立つ様々な技術があることを表現。坂道を進む時に見せる豊かな感情表現をはじめ、躍動感のある扉をくぐりぬけるカット未来に思いを馳せる凛とした笑顔などが映し出されている。

 撮影は10月下旬、都内のスタジオで実施。有村はモノクロカラーが印象的なロングワンピースに、黒のスニーカーを合わせた衣装で登場。監督から「1本道の光る扉の先に、自分の夢や目標につながる何かがある。そこへ向かう時の表情とアクション、心理描写をいかに表現するのかが、お芝居のポイントです」という説明を受けると、これから演じる役柄に思いを巡らせながら力強く頷き、颯爽とカメラ前にスタンバイした。

 本番は草原の1本道を進む有村さんの姿を、通常の固定式だけでなく、横移動するレールや手持ちのカメラワークを駆使して、さまざまなアングルと距離から収録。劇中のセリフは一切なく、周りの風景も編集によるCG加工が施されるため、視線の移
動や細かい仕草だけで各シーンの情景を表現する難しい演技が求められた。

◎有村架純 のコメント
――撮影の感想と見どころをお聞かせください。
スタジオのセットに草原が広がっていて、そこにある扉を越えた先に素敵な未来が待っているという設定だったんですけど、そういう風に前向きな気持ちで撮影できるのは自分自身、とても気持ちが良いですし、目に光が入るというか、チカラが入るという感覚があって、あっという間に終わったなという感じがしました。今回は周りの風景や扉を全部 CG で作られるということなので、完成がどういう風になっているのかを見るのが楽しみです。私が光っている扉を飛び越えるんですけど、そのシーンで、軽快なジャンプをしているであろう私を、ぜひ見てほしいなと思います(笑)。

――「どんな課題にだって、解決の扉はきっとある」がCMのテーマですが、有村さんが最近、解決したいと考えている課題がありましたら、お聞かせください。
私には柔らかさとか、しなやかさが足りないのかなと。自分が覚えたことにはすごく馴染みがあるんですけど、なかなかそれを覆すことができないんだなという風に、最近改めて思うことがあります。なにか応用的なものが斜め横からサッと来た時、瞬時にアドリブで対応できないというか。それを克服したら、また新しい扉を開けるのかなと考えているので、さまざまな作品との出会いを通じて、これから徐々に開拓していきたいと思います。

――もし、どこにでも行ける扉があるとしたら、どこに行ってみたいですか?
今回の草原のセットにいる時、スイスにいるのかなとイメージしてしまったんですけど、お仕事以外では、すぐに海外へ行けちゃうとか、そういう単純なことはすごく夢がありますよね。北欧とか、ブラジルとか、パッと扉を開けたら、もう目的地っていうぐらいのスピード感で移動できたら楽しいだろうなと。お仕事でいえば、まだまだ見たことがない景色を、たくさん見られる場所に行ける扉を開けてみたいと思います。

――CMのテーマソングを歌う SEKAI NO OWARI のメンバーや、楽曲の『RPG』にまつわるエピソードがありましたら、お聞かせください。
SEKAI NO OWARIさんは以前、紅白の司会を務めさせていただいた際、2年連続でお世話になったアーティストさんで、生でパフォーマンスを見せていただいて、ものすごく感激したことを覚えています。そういった方々と今回のCMで、再び繋がりを持たせていただいたことに対して、個人的にすごく震えるというか、不思議な巡り合わせを感じています。

――2019年は有村さんにとって、どんな年でしたか?
今年は 2020年に向けてお届けできる作品をたくさん撮らせてもらって、考える時間もたくさんあったので、自分とは何かとか、今後の歩き方とか、どういった作品がいいかなとか、作品や自分と向き合う時間がたくさん設けられた一年だったなという風に思います。

――有村さんがデビュー10周年を迎える2020年は、どんな年にしたいですか?
今、27歳ですから、30歳になった時、どういう風になっているのかということを、一番考える年齢になるのかなと思います。女性としてもっと気持ちがいい人になっていたいですし、2020年にお届けできる作品が、皆さんにどういう影響を与えることができるかなと、楽しみが広がる一年になりそう。