『12月3日はなんの日?』10年ぶり新作リリース控える“メタルの帝王”オジー・オズボーンの誕生日
『12月3日はなんの日?』10年ぶり新作リリース控える“メタルの帝王”オジー・オズボーンの誕生日

 12月3日はオジー・オズボーンの71歳の誕生日。

 オジー・オズボーンは1948年12月3日、イギリス・バーミンガム生まれ。60年代後半、当時のロック・シーンの潮流だったブルースやジャズを基調としつつ「人を怖がらせる音楽を作る」というコンセプトのもとブラック・サバスを結成し、不気味かつ破天荒なパフォーマンスでメタル界随一のカリスマとなった。ブラック・サバス脱退以降はソロでも成功を収め、また、2000年代にはMTVのリアリティ番組『オズボーンズ』が世界的人気を博したことで、従来の“怖いオジー”のイメージを覆す一面も披露。幅広い年代に親しまれるミュージック・アイコンとなった。ブラック・サバスが再結成を果たした2013年には、アルバム『13』で悲願の初全米ビルボードNo.1を獲得している。

 2019年は病気と怪我に悩まされ、来日が予定されていた【Download Japan 2019】を含め多くのコンサートをキャンセルすることになったオジー。その一方でポスト・マローンとの異色のコラボを果たしたシングル「テイク・ホワット・ユー・ウォント」が全米ビルボード8位のヒットを記録し、約30年ぶりにTOP10圏内にチャートインを果たしている。

 2020年1月~2月にかけて予定されていた欧州ツアーも、残念ながら延期が発表されているが、来年初旬には10年ぶりのオリジナル・アルバム『オーディナリー・マン』をリリース予定。これに先駆け、新曲2曲「アンダー・ザ・グレイヴヤード」「ストレート・トゥ・ヘル」を先月リリースしている。ツアーへの復帰は5月を予定しており、自身のSNSでも「引退はしない、まだやらなきゃいけないライブがあるから」「(ツアー復帰したら)みんなをあっと言わせてやる」とその意気込みを語っているオジー。2020年、メタルの帝王の華麗なる復活に期待したい。