『スター・ウォーズ』ファンの願いを叶えた遺族の決断、J.J.エイブラムス監督も絶対に譲れなかったレイア再登場の裏話 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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『スター・ウォーズ』ファンの願いを叶えた遺族の決断、J.J.エイブラムス監督も絶対に譲れなかったレイア再登場の裏話

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『スター・ウォーズ』ファンの願いを叶えた遺族の決断、J.J.エイブラムス監督も絶対に譲れなかったレイア再登場の裏話

『スター・ウォーズ』ファンの願いを叶えた遺族の決断、J.J.エイブラムス監督も絶対に譲れなかったレイア再登場の裏話


 長きに渡り語り継がれてきたシリーズの完結編『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が2019年12月20日に日米同時公開となる。

 史上空前のエンターテイメント『スター・ウォーズ』の一作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』が全米で公開されてから42年が経つが、『スター・ウォーズ』シリーズに欠かせない人物のひとりがレイアだ。2016年にレイアを演じた大女優キャリー・フィッシャーが亡くなったが、本作では誰も見たことがない初公開となるレイアのシーンが登場する。その背景には、『スター・ウォーズ』ファンの気持ちを汲んだ遺族とJ.J.エイブラムス監督のファン、そしてキャリー・フィッシャーに対する強い思いがあった。実は遺族が過去作の未使用だったレイアのシーンを本作で使う許可を出し、キャリー・フィッシャー本人の出演が実現したのだ。さらにエイブラムス監督も「技術的には可能だったけれど、レイアをCGで再現することは絶対にしたくなかった」と未公開シーンに合わせて脚本を書いたそうで、ファンへの感謝の気持ちを込めた完結編になっていることは間違いないようだ。

 レイアは伝説のジェダイであるルーク・スカイウォーカーの双子の妹。カイロ・レンの母親でありながらフォースを覚醒させたレイとも固い絆で結ばれている。まだ本作の撮影が始まる前にキャリーが亡くなったことで、ファンたちの間では完結編でレイアが一体どのように登場するのか、様々な憶測を呼んでいた。

 それを知ったキャリーの弟トッド・フィッシャーは「キャリーの娘ビリー・ラードとも話し合い、すでに撮影していた未公開シーンの使用を許可したんだ。レイアを愛してやまない多くのファンたちが、彼女の姿をもう一度見たいと願っているはずだと思ったからね」と、ファンへの気持ちを汲んで決断した心境を告白。ファンはキャリー本人が演じたレイアの出演を願っており、エイブラムス監督も「キャリーがもうここにいないというのが信じられないけれど、彼女なしで壮大なサーガを終わらせることは全く考えられなかったんだ。でもCGで彼女を蘇らせることは絶対にありえないと思っていた。そこで『フォースの覚醒』で撮影した映像を見直すことにしたら、本編に使われていないシーンがたくさんあることに気づいたんだよ。だからその多くのシーンを使えるようにレイアのシーンを書くことに決めたんだ」と明かしている。本作では誰かが演じたCGで作られたレイアではなく、キャリー・フィッシャーが演じているレイアとしての最後の姿が劇中には収められているのだ。

 エイブラムス監督は「レイアが自然な形で他のキャラクターと共演していることを誇りに思うよ。とても自然でリアルに見えるから、お客さんにも違和感なく見てもらえることを願っている」と明かしている。今や生きる伝説となったレイアはレジスタンスの艦隊を率いてファースト・オーダーに立ち向かっていくが、レイやフィン、ポー・ダメロンらとともにどんな活躍を見せてくれるのか? 『スター・ウォーズ』完結編において重要なキャラクターになることは間違いないが、キャリー・フィッシャーの最後の姿をぜひスクリーンで確かめてほしい。

 そんなキャリー・フィッシャーは生前、本作への出演を予言していたかのように、彼女が執筆した著書の中で『J.J.エイブラムス、私を二度も起用してくれてありがとう』というメッセージを残していたそう。その当時、エイブラムス監督は本作の監督に決まっておらず、『フォースの覚醒』以降、一緒に仕事をしたことはなかったため、まさにキャリーが予言していたかのような言葉に驚いたことを振り返っている。「『フォースの覚醒』が終わってからそもそも僕は完結編の監督を予定していなかったから、彼女の言葉を知ってとても驚いたよ。でも同時にキャリーの最後の演技であり、生き生きしている愛すべきレイアを再び世界中の人たちに見てもらえること以上に嬉しいことはないよ」とエイブラムス監督は語る。

 そんな完結編となる本作には、シスの暗黒卿パルパティーン皇帝やハン・ソロの永遠の好敵手ランド・カルリジアンも登場し、ファンにとっては嬉しいサプライズばかり。エイブラムス監督は「完結編となる本作には、これまでのことすべてが盛り込まれているんだ。この映画を見ればこれまでの戦いやキャラクターの行動すべてが、この結末につながっていたんだと理解してもらえると思う。少なくとも、僕はそう思ってくれることを願っているよ」と自信を見せている。究極のフィナーレを迎える『スター・ウォーズ』の完結編を、ぜひスクリーンで。


◎公開情報
『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』
2019年12月20日(金)より、全国公開
監督・脚本:J.J.エイブラムス
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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