LOVEBITESが初のUKツアー完遂、ドラゴンフォースと「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」カバーも
LOVEBITESが初のUKツアー完遂、ドラゴンフォースと「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」カバーも

日本人女性5人組ヘヴィ・メタル・バンド、LOVEBITESが11月2日よりスタートさせた全11公演の英国ツアーを完遂した。2017年11月の英国での初ライヴ以来、2018年8月の【ブラッドストック・オープン・エア】、2018年11月の欧州ツアー中のロンドン公演、そして今年2019年6月の【ダウンロード・フェスティヴァル】と、4度イギリスを訪れている彼女たちだが、5度目の渡英にして今回初めてのUKツアーとなった。

 同ツアーは、英国を拠点とするヘヴィ・メタル・バンド、ドラゴンフォースの英国ツアーにスペシャル・ゲストとして帯同したもの。スコットランドはエジンバラに始まり、2,300人収容の老舗ライヴハウス『O2フォーラム・ケンティッシュ・タウン』でのロンドン公演を経て、昨夜のニューカッスル公演まで、13日間で11公演という過密スケジュールでのツアーとなった。

 公演毎に演奏時間の異なる状況ながら、来年1月29日に発売する3rdアルバム『エレクトリック・ペンタグラム』からの新曲「サインズ・オブ・デリヴァランス」と、過去の作品からの人気曲をバランスよく配置したセットリストは、英国のファンを熱狂させた。

 また、ドラゴンフォースのショウでは、バンジョーを取り入れて童謡「ピクニック」をプレイするコーナーがあり、ツアーの途中からLOVEBITESのギタリスト、midoriとmiyakoがステージに招かれ、ドラゴンフォースと楽しげにセッションするシーンも。さらに、最終日のニューカッスル公演では、ドラゴンフォースのアンコール時にLOVEBITESが全員登場し、セリーヌ・ディオンの名曲「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」のカヴァーで盛り上げた。その際、ギタリストのハーマン・リが白いワンピースに身を纏い、LOVEBITESのメンバーに扮していたこともサプライズのひとつとなった。

 LOVEBITESは来年2月、ニュー・アルバムを携えて過去最大規模のジャパン・ツアーに臨む。

◎Photo credit
Live photos:Chiaki Nozu