アリシア・キーズ、世間の目を恐れる息子を応援「好きならやっちゃいなよ」
アリシア・キーズ、世間の目を恐れる息子を応援「好きならやっちゃいなよ」

 アリシア・キーズが自身のIGTVで、4歳の息子ジェネシス・アリ君とネイルサロンに行った日の出来事と、それから感じた自身の考えを述べた。

 アリシアによると、「虹色の爪にしたい!」と色とりどりのマニキュアを実際に試したジェネシス君が、突然、「ママ、これやめたい」と言ったそうだ。先ほどまでマニキュアを楽しみにしていた息子の態度が急に変わったことに驚いたアリシアは理由を尋ねると、ジェネシス君は「だって、周りの人が好きになるとは思わないから」と答えた。

 意気消沈する息子にアリシアは「なんで? すごくカッコイイじゃん! (ジェネシスが)クリエイティブでアメイジングな子なんだって分かるよ。いいなと思ったなら、その直感に従いなさい。好きならやっちゃいなよ」「それにね、世の中には、マニキュアを塗る男の人がたくさんいるんだよ。ジェネシスだけがやりたいって思っているわけじゃないし、全然変なことじゃないんだよ」と言葉をかけ、ジェネシス君はその言葉で元気を取り戻したという。

 この出来事から「私達がいかに他人からの評価を気にして生きているのか」ということを感じたアリシアは「誰だって男っぽい部分も女っぽい部分がある」と展開。さらにアリシアは、日頃から自身が持つ男らしい側面を表に出していて、それは自分にとっては普通なことであるが、ジェネシス君や9歳の息子のエジプト君はそう感じておらず、「女は女らしく」「男は男らしく」といったステレオタイプの人達や、世間からの評判によって、自由に表現することが抑制されてしまっているという状況に憤りを覚えているとも述べた。