テイラー/リゾ/ビリーなどがアメリカがん協会支援のチャリティー・コンサートに登場
テイラー/リゾ/ビリーなどがアメリカがん協会支援のチャリティー・コンサートに登場

 2019年10月18日、米LAのハリウッド・ボウルで開催されたアメリカがん協会を支援するチャリティー・コンサートに、テイラー・スウィフトを筆頭に多数のスターが集結してパフォーマンスを披露した。

 今年で7回目を迎えた【We Can Survive】コンサートには、ジョナス・ブラザーズ、ビリー・アイリッシュ、ベッキー・G、マシュメロ、リゾ、カミラ・カベロも出演したほか、サプライズで登場したホールジーが、ヒット曲「バッド・アット・ラヴ」や新曲「グレイヴヤード」などを、ソールドアウトしたハリウッド・ボウルのステージで披露した。

 中でも、現在全米好感度No.1であろうリゾが、大ヒット曲「トゥルース・ハーツ」の歌詞の一部である“100%”が前に、“That Bitch”が後ろに巨大な金色の文字で書かれたパンツを履いて登場し、「私の衣装に拍手!」と会場を盛り上げると一層大きな歓声が上がっていた。そして、会場のスクリーンに“リゾ、あなたは私に自信をくれた”と書かれたサインを掲げた女性ファンが映っているのを見た彼女は、「私は、(自分の)身体を前向きに受け止める事、自分を愛する事、そして自分をケアする事をすごく大事だと思っているよ」と語りかけた。リゾはその後、ずっと翻弄されていた男性をようやくブロックしたと観客に報告し、自分に悪影響を及ぼす人をみんなもどんどん切り離していこうと勧めると、再び大きな拍手が湧き起こり、会場が一丸となって全米No.1ソング「トゥルース・ハーツ」を大合唱していた。

 最後に登場したテイラー・スウィフトは、『1989』から「ブランク・スペース』と「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」、ニュー・アルバム『ラヴァー』から「ME! feat. ブレンドン・ユーリー・オブ・パニック!アット・ザ・ディスコ」、「ユー・ニード・トゥ・カーム・ダウン」、そしてタイトル・トラックを披露した。母親が長年がんと闘ってきた彼女にとって、この日のライブは大きな意味があったようで、「この夜は私にとって本当に重要で、家族にとっても重要で、今晩ここに来てくれた人たちの中にも、この夜ががん研究を支援する目的であるということを、個人的に共感して感謝している人がいる筈」とコメントした。

 この慈善コンサートからは、チケット・セールスとファンによるTwitterアクティビティーにより13.5万ドル(約1,460万円)が集まった。バックステージでは、ボーリングでピンを倒すごとに1,000ドル(約10.8万円)が寄付されるという催しも行われ、ボーリングをしたことがないと話していたビリー・アイリッシュが人生初のストライクを決めて10,000ドル(約108万円)をアメリカがん協会のために稼ぐという強運ぶりを発揮していた。