2020年【ロックの殿堂】入りノミネート・アーティスト16組が発表 ホイットニー/ビギー/モーターヘッドらが初めて候補に
2020年【ロックの殿堂】入りノミネート・アーティスト16組が発表 ホイットニー/ビギー/モーターヘッドらが初めて候補に

 現地時間2019年10月15日、2020年の【ロックの殿堂】入りのノミネート・アーティスト16組が発表された。

 初ノミネートとなったのは、ホイットニー・ヒューストン、パット・ベネター、デイブ・マシューズ・バンド、ドゥービー・ブラザーズ、モーターヘッド、ノートリアス・B.I.G.、サウンドガーデン、T・レックス、シン・リジィの9組で、他にはクラフトワーク(過去5度ノミネート)、MC5(4度)、ルーファスfeat.チャカ・カーン(3度)、デペッシュ・モード(2度)、ナイン・インチ・ネイルズ(2度)、ジューダス・プリースト(1度)、トッド・ラングレン(1度)が候補に挙がっている。

 殿堂入りは、1,000名以上に及ぶ世界各国の音楽関係者による投票で決定するが、一般投票でTOP5にランクインしたアーティストにはファン投票として1票ずつ上乗せされる。一般投票は、Googleで“Rock Hall Fan Vote”、またはアーティスト名と“vote”で検索すると表示される投票フォーム、【ロックの殿堂】公式サイト、米オハイオ州クリーブランドにあるロックの殿堂ミュージアムにて、2020年1月10日まで可能となっている。殿堂入りするアーティストは、来年1月に発表予定となっており、式典は、米オハイオ州クリーヴランドで5月2日に行われる。式典のチケットの発売情報は、後日発表される。

 【ロックの殿堂】は、デビューから25年以上のミュージシャンが選出対象となる。2020年の候補者の中では、MC5が最も長い、1991年から候補対象となっており、世界最高峰のラッパーと称されるビギーは、今回候補対象初年度でのノミネートとなった。もしビギーが、殿堂入りを果たすことになれば、2017年の2パック以来、ソロ・ラップ・アーティスト2人目となる。