さだまさし、ソロコンサート通算4,400回を達成&アニメーション・ムービー「主人公」公開
さだまさし、ソロコンサート通算4,400回を達成&アニメーション・ムービー「主人公」公開

 さだまさしが、2019年10月6日の公演をもって、ソロコンサート通算4,400回を達成した。

 単独公演のアーティスト公演数記録としては前人未到の数字。同ツアーは10月11日開催の千葉県・市川公演以降なおも年内15公演を予定している。

 また、そんな金字塔をお祝いするが如く、親交のある漫画家・なかはらかぜ作のアニメーション・ムービーが公開された。山口県在住の漫画家・なかはらかぜは、1981年に行われた山口市民会館でのさだまさしのコンサートで当時テレビレポーターとして取材を担当。その後、『退職の日』ジャケットイラストなどの作品、コンサートパンフレット・ファンクラブ会報誌でのイラスト執筆などで、コラボレーションする機会が幾度もあり、さだまさしと長く親交をあたため合ってきた。

 そして今回、5月にリリースされた、さだまさしのセルフカバー・アルバム『新自分風土記I~望郷篇~』の収録曲「主人公」を、漫画家としての解釈で自身のアニメーション化。一作品として、さだまさしにプレゼントする形となった。

◎なかはらかぜ コメント
さださんの曲の中で、変わらず人気のあるのが「主人公」です。この曲を聴くみなさんの心の中に、それぞれの「主人公」があるように、漫画家としてのボクの中に住んでいる「主人公」を、今回、漫画手法で描かせてもらいました。ボクたちはひとりで歩いているわけではなくて、人生のその時々でいつも誰かがとなりに居てくれる、そんな世界観を描こうと思いました。それが人生でもう2度と会うことのない人だとしても…。

◎さだまさし コメント
なかはらかぜ君と出会って、もう40年近く。漫画家と歌手として極めて珍しい友達だと思います。ぼくはかぜ君の絵が大好きで、かぜ君は僕の歌を気に入ってくれています。永年の付き合いですが初めて僕の歌「主人公」をアニメ化してくれました。「かぜ流」の解釈の「主人公」だけど、彼の純朴な人柄のにじむ「温かな」仕上がりで素晴らしい作品になりました。沢山の方に楽しんでいただけると幸せです。