【MTV VMAJ2019 -THE LIVE-】King Gnu「白日」が最優秀ビデオ賞を獲得 BiSH/GLAY/日向坂46/三浦大知らパフォーマンスも

Billboard JAPAN

 2019年9月18日、MTVが年間の優れたミュージック・ビデオを発表する【MTV VMAJ2019 -THE LIVE-】が東京・新木場STUDIO COASTでにて開催された。全米最大規模の音楽授賞式【MTV Video Music Awards】の日本版として2002年からスタートしたイベントは、今回で実に18回目となる。
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 開演時間を迎え、MCを務める日向坂46のメンバーと進行を共に務める鮎貝健氏が登場すると、早速ライブ・アクトのトップバッターとしてKing Gnuの名をアナウンス。万雷の拍手に迎えられた彼らは最新シングル「飛行艇」、そして今回のアワードで<BEST NEW ARTIST VIDEO -JAPAN->を獲得した「白日」と彼らの今年を振り返る上で欠かせない2曲を立て続けに披露した。

 この日、最初にトロフィーを受け取ったのは、<BEST MALE VIDEO -JAPAN->を「片隅」で獲得した三浦大知。この結果、異なる賞で【VMAJ】6年連続受賞となる快挙を果たした。続いて<BEST ALTERNATIVE VIDEO>を受賞したBiSHが登場。「stereo future」のダンスについて、グループの振付を担当するアイナ・ジ・エンドが「これまではサビでお客さんも踊りやすい振りにする曲が多かったが、この曲ではそういうものを取っ払って自分の内面から出てくるものをダンスにした。その挑戦が賞にも繋がったので今後も挑戦を続けたい」とコメントを残した。そして、特別賞である<MTV BREAKTHROUGH SONG>を「パプリカ」で受賞したFoorinの登場がアナウンスされると、場内からは暖かい拍手が。今後どのようにこの曲を歌っていきたいかと問われると、ひゅうがは「米津玄師さんから、楽しんで自分らしく歌う事が一番と言ってもらったので、その気持ちを忘れず思い切って歌いたい」とレコーディング時のエピソードと共に今後の意気込みを語った。

 続くライブ・アクトには、今後の躍進が期待されるアーティストに贈られる<RISING STAR AWARD>に選ばれた、次世代のK-POPを担うと評されるTHE BOYZが登場。アーティスト紹介の段階から大きな声援があがり、その人気の高さを充分に感じさせる中、メンバーが左右から入れ違いに複雑なフォーメーションをとる「No Air」、グループ一体となった動きが多くなる「D.D.D」とタイプの異なる楽曲をやりきり、その実力を見せつけた。

 <BEST CHOREOGRAPHY>を「キュン」で獲得した日向坂46へのプレゼンターには、今年6月から行われていた【17 Live Best Artist Awards Win the prize for MTV stage】で優勝を果たした17ライバーのLunae、準優勝のみあいが登場。日向坂46のメンバーは受賞について、「記念すべきデビュー曲でこのような賞を受賞できて嬉しいです」と語った。直後のライブには、先ほどトロフィーを受け取ったばかりのFoorinが登場。彼ららしい元気一杯にの「パプリカ」を披露した。

 <RISING STAR AWARD>を受賞したもう一組はBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE。受賞コメントで「結成当初から世界進出という目標を持っているので、今後も日本はもちろん世界でも活動いきたい」と述べ、砂田将宏が英語でもメッセージを残し、武者修行を経て更なる飛躍への決意を表明した。続くライブ・アクトには三浦大知が登場。MVでは「心の中にある小さな後悔と孤独感を描いた」と語っていた世界観をステージでも表現した「片隅」、軽快に舞台を大きく使い、観客との手拍子のやり取りを楽しむかのようだった「Blizzard」と表現力の幅広さをいかんなく発揮した。

 ライブを終え、トロフィー授与の場面で再登場したKing Gnuは、周囲の変化として井口理が「結婚式へのコメント動画依頼が増えました。高校生ぶりの人とかからあったりしますね」、今後の野望を問われた常田大希は悩んだ結果、「好きな時に好きなメシを食うことですかね」と自然体のコメントを残して場内を和ませた。ライブ・パートに登場したBiSHは、「stereo future」でストイックなダンス、「DiSTANCE」でパワフルかつエモーショナルな歌声を届けた。

 世界を舞台に活躍し、多大な功績を残したとして<MTV ROCK THE WORLD AWARD>を受賞したGLAYが登場すると、その活動に敬意を表するような大歓声が湧いた。TERUは「25周年を迎える中での受賞は本当に嬉しい」と語り、今後のGLAYについて聞かれると、TAKUROからは「デビューするのが夢で、今も夢の中にいるよう。僕の希望としては、メンバーが辞めたいというまで、できれば死ぬまでこのバンドを続けたい」という嬉しいコメントも飛び出し、会場を更に湧かせてくれた。

 MCを務める日向坂46はライブ・アクトとしても登場。モニターに映る海や空を思わせるブルーを背景に、爽やかな「ドレミソラシド」「キツネ」を立て続けに披露。そして最後は受賞楽曲の「キュン」でパフォーマンスし、グループ全体の一体感あるダンスも、パートが細かく分かれる複雑な振付も鮮やかに踊ってみせた。

 また、これまでMTVがオススメの新人アーティストをレコメンドする“Hot Seat”で取り上げてきたINTERSECTION、さなりの2組もゲストとしてパフォーマンスを行った。今回3人で登場したINTERSECTIONは、「Lost Boy」で交互にリードを取りながらしっとり聴かせるバラードを、さなりは「悪戯」「Prince」と陰陽がくっきり分かれる2曲をメドレーで披露し、それぞれが持ち味をしっかりアピールしてみせた。

 THE BOYZがトロフィー授与に登場すると、場内には絶叫にも似た歓声が。受賞については「僕たちのポテンシャルを信じてくれて感謝したい」とコメント。日向坂49のメンバーも英語で質問を投げかけ、メンバーも英語で答えるやりとりが続いていたが、最後は日本語で「たくさん応援してくれてありがとうございます。皆さんのおかげで受賞できました。これからも頑張ります」と締めくくった。続くライブ・アクトとしては、同じく<RISING STAR AWARD>を受賞したBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEが登場。全員がヴォーカルでパフォーマーを兼任するというスタイルで繰り出した「テンハネ-1000%-」、そして初披露となる新曲「44RAIDERS」の2曲で、各人の個性がめくるめく展開されるエキサイティングなパフォーマンスを披露した。

 そしていよいよ、MTVのクリエイティブ・ディレクター陣が選出した国内外の全15の受賞作品の中から、視聴者投票で選ばれた<BEST VIDEO OF THE YEAR>が発表の時を迎えた。受賞者名が書かれた用紙の封があけられ、呼ばれた名はKing Gnu。そのアナウンスで会場が大歓声に包まれる中、再びメンバーたちが登場し、喜びの心境を述べた。

 全アワードが発表されたざわつきが収まらぬうちに、GLAYがライブ・アクトのトリとして登場。まずは7月にリリースしたばかりの新曲「COLORS」を披露、そして「<ROCK THE WORLD AWARD>を受賞しておきながらロックな曲を用意してきてない」と前置きして笑いを誘いつつ、大切な曲だという「春を愛する人」を丁寧に歌い上げ、さすがの存在感を発揮。進行形で活躍する面々と共に、音楽シーンのこの1年を振り返りつつ、これから先への期待も同時に感じられる一夜を締め括った。

 早くも9月22日20時からは、同イベントの模様が放送予定。当日の出演が叶わなかった、あいみょん、星野源、欅坂46、Official髭男dism、菅田将暉など受賞アーティストからのビデオ・コメントも到着しているので、そちらも併せて注目の内容となっている。


◎【MTV VMAJ 2019】受賞作品一覧
<BEST VIDEO OF THE YEAR>最優秀ビデオ賞:King Gnu「白日」(OSRIN)
<BEST MALE VIDEO -JAPAN->最優秀邦楽男性アーティストビデオ賞:三浦大知「片隅」(ミズヒロタカ)
<BEST MALE VIDEO -INTERNATIONAL->最優秀洋楽男性アーティストビデオ賞:カリード「トーク」(Emil Nava)
<BEST FEMALE VIDEO -JAPAN->最優秀邦楽女性アーティストビデオ賞:あいみょん「今夜このまま」(山田智和)
<BEST FEMALE VIDEO -INTERNATIONAL->最優秀洋楽女性アーティストビデオ賞:
テイラー・スウィフト「ME! feat. ブレンドン・ユーリー・オブ・パニック!アット・ザ・ディスコ」(Dave Meyers & Taylor Swift)
<BEST GROUPE VIDEO -JAPAN->最優秀邦楽グループビデオ賞:欅坂46「黒い羊」(新宮良平)
<BEST GROUPE VIDEO -INTERNATIONAL->最優秀洋楽グループビデオ賞:THE 1975「シンセリティ・イズ・スケアリー」(Warren Fu)
<BEST NEW ARTIST VIDEO -JAPAN->最優秀邦楽新人アーティストビデオ賞:King Gnu「白日」(OSRIN)
<BEST NEW ARTIST VIDEO -INTERNATIONAL->最優秀洋楽新人アーティストビデオ賞:ビリー・アイリッシュ「バッド・ガイ」(Dave Meyers)
<BEST ROCK VIDEO>最優秀ロックビデオ賞:BUMP OF CHICKEN「Aurora」(林響太朗)
<BEST ALTERNATIVE VIDEO>最優秀オルタナティブビデオ賞:BiSH「stereo future」(大喜多正毅)
<BEST POP VIDEO>最優秀ポップビデオ賞:菅田将暉「まちがいさがし」(林響太朗)
<BEST HIP HOP VIDEO>最優秀ヒップホップビデオ賞:KREVA「音色 ~2019 Ver.~」(大喜多正毅)
<BEST DANCE VIDEO>最優秀ダンスビデオ賞:サカナクション「忘れられないの」(田中裕介)
<BEST COLLABORATION VIDEO>最優秀コラボレーションビデオ賞:椎名林檎と宮本浩次「獣ゆく細道」(児玉裕一)
<BEST CHOREOGRAPHY>最優秀振付け賞:日向坂46「キュン」(安藤隼人)

特別賞
<MTV ROCK THE WORLD AWARD>GLAY
<BEST ALBUM OF THE YEAR>最優秀アルバム賞:星野源『POP VIRUS』
<ARTIST OF THE YEAR>最優秀アーティスト賞:ONE OK ROCK
<BEST BUZZ AWARD>BTS
<SONG OF THE YEAR>最優秀楽曲賞:Official髭男dism「Pretender」
<RISING STAR AWARD>BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、THE BOYZ
<MTV BREAKTHROUGH SONG>Foorin「パプリカ」

◎「MTV VMAJ2019 -THE LIVE- 」開催概要
日時:2019年9月18日(水)
会場:STUDIO COAST(東京都江東区新木場2-2-10)
MC:日向坂46
WINNER LIVE ACT:BALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBE、BiSH、Foorin、GLAY、King Gnu、三浦大知、THE BOYZ(ABC順)
GUEST LIVE ACT:INTERSECTION、さなり(ABCABC順)
コメント出演:あいみょん、ビリー・アイリッシュ、星野源、欅坂46、カリード、KREVA、Official髭男dism、
ONE OK ROCK、サカナクション、菅田将暉、THE 1975(ABCABC順)
主催:バイアコム・ネットワークス・ジャパン株式会社
協賛:株式会社 大丸松坂屋百貨店、ディップ株式会社、ゼネラルモーターズ・ジャパン株式会社、
GYAO!、三菱電機株式会社、株式会社物語コーポレーション、QUICPay(クイックペイ)、uP!!!ライブパス

◎放送情報
「MTV VMAJ 2019 -THE LIVE-」
初回放送:9月22日(日)20:00-22:30
再放送:9月23日(月・祝)17:00-19:30、9月26日(木)20:00-22:30、9月28日(土)18:00-20:30

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