レディー・ガガ、新ビューティー・ブランドは“全てのジェンダー・アイデンティティーの人たち”が対象と語る
レディー・ガガ、新ビューティー・ブランドは“全てのジェンダー・アイデンティティーの人たち”が対象と語る

 最近、新たなビューティー・ブランドHaus Laboratoriesを立ち上げたレディー・ガガが、米誌Allureの表紙と特集記事に登場し、自身のブランドのコンセプトは全ての人が対象であることを改めて強調した。

 彼女は、「全てのジェンダー・アイデンティティーの人たちに、あなたが含まれていること、絶対にあなたたちを不当に扱うことはないことをはっきりと知ってほしい」と語っている。

 男性か女性かの二者択一に収まらない人たちにも心置きなく使ってほしいという思いを伝えるために、彼女はある仮定の話もしている。「ある家にいる、自分のことを女の子と呼んでもらいたいと思っている男の子が、“お母さん、Dynastyをつけたい。Glam Attack(リキッド・シマー・パウダー)なんだよ」って言うの。するとお母さんが、“あら、私の息子は女の子って呼ばれたいのね。そしてGlam Attackがほしいのね”って思って、彼のために買ってあげる。そして彼がそれを使う。そこで絆が生まれるのよ」と彼女は話している。

 彼女はまた、自身の音楽で表現してきたLGBTQコミュニティーへの支持と情熱を、新しいビューティー・ラインからも感じ取ってほしいと語っている。これまで多くの人から自身のパブリック・イメージのおかげでカミングアウトできたと言われてきたと話した彼女は、「自分がこの仕事をしてきた何年もの間、何回も繰り返しそういった話を聞いてきた。そして(ビューティー・ブランドでも)同じことが起きてほしい。人々の人生を変えないんだったら、何のためにここにいるの?」と抱負を語っている。