福士誠治×濱田貴司=MISSION、半年で唯一無二性高めた2ndワンマンや展望語る「人生が少し変わりました」 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

福士誠治×濱田貴司=MISSION、半年で唯一無二性高めた2ndワンマンや展望語る「人生が少し変わりました」

このエントリーをはてなブックマークに追加
Billboard JAPAN
福士誠治×濱田貴司=MISSION、半年で唯一無二性高めた2ndワンマンや展望語る「人生が少し変わりました」

福士誠治×濱田貴司=MISSION、半年で唯一無二性高めた2ndワンマンや展望語る「人生が少し変わりました」


 連続ドラマ『極道めし』主演やスーパー歌舞伎II【ワンピース】、ミュージカル【スリル・ミー】などで役者として注目を集める福士誠治。同じく、arp解散後も、舞台やテレビドラマなどの音楽を手掛けている濱田貴司。このふたりによるバンドプロジェクト“MISSION”が、8月10日 新宿ReNYにて開催した2ndワンマンライブ【SECOND】や今後の展望について語ってくれた。
その他画像

<唯一無二性=価値を一気に高めた、更なる発明的ステージ>

 俳優としては舞台に立ち続けている福士誠治だが、ライブ経験はMISSION結成までゼロであり、今年2月17日に本格的なライブデビューを飾ったばかり。しかし、彼はそれゆえに赤ん坊のごとく純粋無垢にライブと向き合うことが出来ており、その中で自身の人間性が純度高く溢れていくという、ある意味、発明的なステージを繰り広げていた。そんな可能性の大きさをいきなり感じさせたMISSIONが、会場のキャパもレベルも一気にグレードアップさせて臨んだ2ndワンマンライブ【SECOND】。

 濱田貴司が福士誠治の属性をよく掴んだ上で生み出しているドラマティックな楽曲群。その世界の主人公としてデビューライブの何倍も生き生きと歌い上げ、動き回るその成長ぶりに呼応するようにオーディエンスも開放的にはしゃいでいた。その一方で、今回は彼の役者としての才能、表現力を遺憾なく発揮させる構成となっており、序盤からダークファンタジーの登場人物のような出で立ちで「まさか、自分だけは死ぬ筈がない……そんな風に信じていたのかい?」と問いかけるなどして、会場を一瞬にして異空間へと変化させていく場面も。そこから凄腕ミュージシャンたちとMISSIONの楽曲たちを熱量高く表現していくことで、この日のライブはミュージカルの様相も呈していく。

 本業である役者成分を躊躇なく解放したことで、このバンドプロジェクトの唯一無二性=価値は一気に高まり、その相乗効果でボーカリストとしての自信も生まれていく、しかもロックスター然としたカリスマ性すらも芽生えさせるという、これまた発明的なステージが繰り広げられていった。終盤、カラフルに点滅する球体を客席に預け、それをファンがひとりひとり次の人へ繋いでいき、楽曲が突然中断するとその時点で球体を持っていた人へ有り難い言葉を福士誠治がプレゼントするという、フルーツバスケット形式のファンサービスも取り入れたりして、オーディエンスと共に創り上げていくライブの在り方も追求。これによって2ndワンマンライブは爆発的一体感を最終的に生み出すことにも成功していた。

 デビューからわずか半年。もちろん荒削りな部分はあるし、どんな完成形を目指していくのか模索している最中だとは思うのだが、短期間で、しかもその間にライブを積み上げてきた訳でもない状況下で、明確な進化を遂げてみせたMISSIONの潜在能力の高さには目を張るモノがある。12月28日には初の大阪ワンマンライブ【ONE-NESS EXTENSION OSAKA】の開催も決まっているが、この先もおそらく彼らはこちらの想定を超えていく。という訳で、濱田貴司が新たなアプローチを示唆している終演後インタビューもご覧頂きたい。

◎福士誠治×濱田貴司=MISSIONインタビュー

<ファンというよりは目撃者であり、共に重ねている仲間です>

--2ndワンマンライブにはどんな印象や感想を持たれていますか?

福士誠治:2回目のライブ。まずは自分自身がお客さんと共に楽しく過ごせたことにとても感謝しております。【SECOND】は新曲「シニガミ」の世界観を元に作られた構成だったので、自分の中でもイメージが固まるまで色々考えました。ひとつの形になったのではないかと思います。

濱田貴司:まだ整理がついてないというのが正直なところですが、最初のライブから半年しか経ってないのに、やるべきことをやっているというこの実感はなんなんだ? と思ってます。見えているセージの背中が、凛として、かっこよすぎる。そして僕も、このライブを自然とやれていたことに、逆に違和感があります。もちろん、心から嬉しいことなのですが。

--MISSIONは今どんなユニットに成長していると感じますか?

福士誠治:MISSIONはまだまだ発展途上。僕らの中であまりイメージを固めすぎないというのもあります。可能性がある限り、色々と挑戦していきながらMISSIONがさまざまな色に染まることができるバンドになれればと思っております。

濱田貴司:なんせ半年なんで。成長を感じるほど、時間が経っていないんですが。今は、試したことに対する、結果に、いちいち驚いたり、興奮したりしています。「MISSION」にトライする僕らの姿自体がメッセージとして説得力を持ちつつあるとしたら、それが一番の手応えを感じられる成長と言えるかもしれません。

--これからMISSIONが目指すものは?

福士誠治:目指しているのは、単純により多くの方にMISSIONの曲を聴いてもらうこと。その上で、ライブでのみなさんとの出会い。僕自身もそうですが、MISSIONをはじめたことによって人生が少し変わりました。そんな風にお客さんにも思っていただければ嬉しいです。

濱田貴司:目指すべきゴールはまださっぱり見えませんが、次やるべきことは何かというのは考えてます。2月の最初のライブは、ロックバンドとしてまずは降り立った。今回は、そこに役者として、劇版作家としての力を改めて掛け算した感じ。だと次は……、、そこは楽しみにしてください。

--では、最後にファンの皆さんへのメッセージを。

福士誠治:みなさん、MISSIONのライブに来ていただいたり、曲を聴いていただき、本当にありがとうございます。これからのMISSION、お客さんと共に成長していければ嬉しいと感じておりますので、まだライブに来たことのない方、ライブというモノに慣れていない方々。ここです。MISSIONから初めてを体験してくだされば幸せです。またライブでお会いしましょう。

濱田貴司:共に歩いている人達ですよね。何べんも言いますが、なんせ初ライブから半年なんで。僕らは、そう思ってます。ファンというよりは目撃者であり、共に重ねている仲間です。

取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:桝田涼太、中島健

 なお、ライブで初披露された新曲「シニガミ」のリリックビデオが9月中旬に公開予定。2019年11月下旬には最新リリースを予定しているので、続報をお楽しみに。

◎リリース情報
LIVE DVD&CD『ONE-NESS plus』(SPIKE)好評発売中!


トップにもどる billboard記事一覧


おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい