新田真剣佑×DISH//北村匠海『サヨナラまでの30分』、ヒロイン役に久保田紗友
新田真剣佑×DISH//北村匠海『サヨナラまでの30分』、ヒロイン役に久保田紗友

 映画『サヨナラまでの30分』に久保田紗友が出演することがわかった。

 2020年1月に公開される同作の主演を務めるのは、新田真剣佑と北村匠海(DISH//)。新田真剣佑演じる亡くなったミュージシャンの宮田アキが、北村匠海演じる大学生・窪田颯太の体を借りて、恋人やバンド仲間に会いに行く姿を描く。監督を『東京喰種 トーキョーグール』の萩原健太郎、脚本を『忘却のサチコ』の大島里美、プロデューサーを井手陽子が務めている。

 ドラマ『過保護のカホコ』『この世界の片隅に』の久保田紗友が演じるのは、アキの生前のバンドメンバーであり、恋人でもあった村瀬カナ役。アキが亡くなってバンドが解散してからは音楽も辞めてしまい、普通の大学生活を送っていたが、颯太の体を借りてバンド再結成を企むアキがカナに近づくことでより颯太とも関りをもつことになり、心を通わせていく、というキャラクターだ。

 久保田は「カナは真っ直ぐで芯の強い女の子ですが、大切な人を亡くしそれでも前に進もうと頑張る姿に私自身共感して苦しいと感じることもありましたが、監督、スタッフ、キャストの皆さんの支えがあり、カナという人物、人生を全身で感じて向き合うことができました」とコメント。

 萩原監督は「負けず嫌いな性格が強く出た、まるでこちらを拒否しているような眼差しがカナというヒロイン像と重なりました。撮影が進んでいくにつれ、芝居に対しての感の良さはもちろんのこと、自らを解放しどんどん自由に、いきいきと変化していく姿に驚きました」、井手プロデューサーは「その凛とした姿からは、言葉を発せずとも、熱い情熱を感じ、その眼差しは、鋭くも、温かくもあり、様々な想いを抱えて生きる“カナ”というキャラクターそのものだと感じました。撮影では、ふとした表情や、仕草に、何度も心震わされました。この出会いがあったからこそ、“カナ”というキャラクターは、飛躍し、成長できたと思っています」と称賛している。

◎久保田紗友 コメント
村瀬カナ役を努めさせて頂くことになりました久保田紗友です。
撮影に入る前の準備段階で、ピアノの練習やボイトレ、バンドメンバーとリハを重ねたりと、約半年程常に私の心の片隅にカナがいて、現場では自然と役に入り込むことができました。
カナは真っ直ぐで芯の強い女の子ですが、大切な人を亡くしそれでも前に進もうと頑張る姿に私自身共感して苦しいと感じることもありましたが、監督、スタッフ、キャストの皆さんの支えがあり、カナという人物、人生を全身で感じて向き合うことができました。
観て下さる皆さんの心にも残る作品になると思いますので、是非たくさんの方に届いて欲しいです。

◎萩原健太郎監督 コメント
ヒロイン役のオーディションは、数ヶ月の間で数回に分けて行われたのですが、久保田さんとはその最後に会いました。負けず嫌いな性格が強く出た、まるでこちらを拒否しているような眼差しがカナというヒロイン像と重なりました。撮影が進んでいくにつれ、芝居に対しての感の良さはもちろんのこと、自らを解放しどんどん自由に、いきいきと変化していく姿に驚きました。久保田さんのお陰でカナという役が想像していたよりも何倍も魅力的なキャラクターになったと思います。

◎井手陽子プロデューサー コメント
何色にも染まっていないフレッシュなヒロインを求めて行ったオーディションで、久保田紗友さんと出会いました。その凛とした姿からは、言葉を発せずとも、熱い情熱を感じ、その眼差しは、鋭くも、温かくもあり、様々な想いを抱えて生きる“カナ”というキャラクターそのものだと感じました。撮影では、ふとした表情や、仕草に、何度も心震わされました。この出会いがあったからこそ、“カナ”というキャラクターは、飛躍し、成長できたと思っています。物語に新たな一面をもたらしてくれたこの出会いは、今思えば必然としか思えません。

◎映画情報
『サヨナラまでの30分』
2020年1月公開
監督:萩原健太郎
脚本:大島里美
出演:
新田真剣佑
北村匠海
久保田紗友
葉山奨之
上杉柊平
清原翔
配給:アスミック・エース

(C)2020『サヨナラまでの30分』製作委員会