【深ヨミ】BEYOOOOONDSとSTU48 ポイント構成比から見る違いとは?
【深ヨミ】BEYOOOOONDSとSTU48 ポイント構成比から見る違いとは?

 8月19日付のBillboard JAPAN Top Single Sales(集計期間2019年8月5日~2019年8月11日)で、BEYOOOOONDS『眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist』が94,375枚を売り上げ、1位を獲得した。

 『眼鏡の男の子/ニッポンノD・N・A!/Go Waist』はハロー!プロジェクトの12人組グループ、BEYOOOOONDSのメジャーデビューシングル。

 Billboard JAPAN Hot100では表題曲『眼鏡の男の子』が三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE 『SCARLET feat.Afrojack』に惜しくも首位を譲ったが、CDのPCへの取込み回数であるルックアップやダウンロードでもポイントを獲得して2位につけている。Billboard JAPAN Hot100の前週(8月12日付・集計期間2019年7月29日~2019年8月4日)の首位はSTU48『大好きな人』だったが、『眼鏡の男の子』と『大好きな人』ではポイント構成比が若干異なることがわかった。

 発売初週のポイント構成比をグラフ(billboard-japan.com/d_news/detail/79017/2)に示す。一見して違いが明らかなのはCDセールスポイントとダウンロードの比率だ。外側の円、『大好きな人』ではCDセールスポイント大半がを占め、その比率は94%に上る。対して『眼鏡の男の子』は83%だ。ダウンロードは『眼鏡の男の子』では5.5%であるのに対し、『大好きな人』では0.4%で、グラフ上で確認できないほど少ない。CDセールスポイントが極めて高いため、他指標の比率はどれも小さくなっている。すべての指標を記載しているが、両者ともストリーミング、ミュージックビデオ、カラオケのポイントは獲得していなかった。

 ダウンロードのポイントはどれくらい違うのか、総獲得ポイントが異なるので構成比だけでは両者を比較することはできないため、 実際の獲得ポイントで比較すると、『眼鏡の男の子』発売初週のCDセールスポイントが『大好きな人』の約1/3だったのに対し、ダウンロードポイントは5.3倍、ルックアップポイントはほぼ同じだった。より能動的に聴かれているのは『眼鏡の男の子』の方と言えるだろう。メジャーデビューしたばかりのBEYOOOOONDS、今後の動向に注目したい。