タイ・ダラー・サイン、サンダーキャットとともに人気セッション企画で故マック・ミラーを追悼
タイ・ダラー・サイン、サンダーキャットとともに人気セッション企画で故マック・ミラーを追悼

 2018年8月8日に行われ、大きな話題となった故マック・ミラーによる米NPR『Tiny Desk Concert』のライブ・セッションから1年後、タイ・ダラー・サインが、同セッションにて「Cinderella」を演奏し、故ミラーを追悼した。2016年にリリースされたミラーの4thスタジオ・アルバム『ザ・ディヴァイン・フェミニン』に収録されたこの曲で、2人はコラボしていた。

 米NPRのオフィスの狭いデスク・スペースで行われることから『Tiny Desk Concert』と命名された、この名物企画。故ミラーのセッションにも参加していた、サンダーキャットをベース、ジュスタス・ウェストをギターに迎えて行われたセッションで、故ミラーにとって最後のパフォーマンスの一つとなった出演回の1周年であることを伝えられたタイは、バンドとしばし相談して、コラボ曲「Cinderella」を披露したとNPRのボビー・カーターは話している。

 カーターは、「バンドは止まって、身を寄せた」と明かし、「音合わせを少し行って数秒で準備ができたことを合図してきた。そして部屋が静まり、撮影が再開された」と振り返っている。

 今年、J.コール参加の「Purple Emoji」を発表したタイは、年内に新しいアルバムのリリースを予定している。彼の『Tiny Desk Concert』フル・セッションは、近日公開予定となっている。