『8月9日はなんの日?』グレイトフル・デッド、ジェリー・ガルシアの命日 没後24年
『8月9日はなんの日?』グレイトフル・デッド、ジェリー・ガルシアの命日 没後24年

 8月9日は米ロック・バンド、グレイトフル・デッドのギター&ボーカリストとして知られるジェリー・ガルシアの命日。

 ジェリー・ガルシアは1942年8月1日 、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ生まれ。伝説のロック・バンド、グレイトフル・デッドの中心人物としてアメリカの若者にカリスマ的人気を誇ったジェリー・ガルシア。驚異的な回数のコンサート・ツアーをこなしていたことで知られるデッドの活動以外にも、ジェリー・ガルシア・バンドを筆頭とするサイド・プロジェクトやセッションも積極的にこなし、多数の音源を残している。60年代カウンターカルチャーが掲げた“愛と平和”、“自由”の象徴である一方、その活動はつねに薬物依存問題と隣り合わせだった。ガルシアは何度もリハビリを行い克服に励んだが、最終的にさまざまな健康問題を抱えることに。そして、1995年8月9日、入院中だったリハビリ施設にて心筋梗塞により死去。まだ53歳という若さだった。

 ガルシアの死によりその活動に終止符を打ったグレイトフル・デッドだが、以降もガルシアを除くメンバーがたびたび集結・共演を果たし、音楽シーンにその魂を継承し続けており、今も世代や国を超えて多くの熱心なフォロワー=デッドヘッズを抱えている。