【米ビルボード・ソング・チャート】リル・ナズ・Xが18週目のNo.1、歴代首位最長記録をさらに更新 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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【米ビルボード・ソング・チャート】リル・ナズ・Xが18週目のNo.1、歴代首位最長記録をさらに更新

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【米ビルボード・ソング・チャート】リル・ナズ・Xが18週目のNo.1、歴代首位最長記録をさらに更新

【米ビルボード・ソング・チャート】リル・ナズ・Xが18週目のNo.1、歴代首位最長記録をさらに更新


 リル・ナズ・Xの「オールド・タウン・ロードfeat.ビリー・レイ・サイラス」が、通算18週目の首位をキープした、今週の米ビルボード・ソング・チャート。

 先週、首位獲得週歴代単独1位に浮上した同曲は、今週もストリーミング、セールスの両チャートで1位を死守し、18週目に記録を更新。同18週を独走するストリーミング・チャートでは、前週から7%ポイントが減少しているものの、週間6,740万回と未だ高視聴数を維持している。

 通算14週(非連続)の1位を記録したデジタル・ソング・セールス・チャートでは、前週から3%増加し、週間47,000ダウンロードを記録した。デジタル・ソング・セールス・チャートの記録としては、ザ・チェインスモーカーズの「クローサーfeat.ホールジー」(2016年)、マーク・ロンソン&ブルーノ・マーズの「アップタウン・ファンク」(2015年)、フロー・ライダーの「ロウfeat.Tペイン」(2008年)の各13週を上回る、歴代単独2位。トップは17週で、ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキーの「デスパシートfeat.ジャスティン・ビーバー」(2017年)がランクインしている。

 今週売り上げが上昇したのは、韓国のボーイズ・グループ=BTSのRMが参加したリミックス・バージョン「ソウル・タウン・ロード」が7月25日にリリースされたため。とはいえ、ビリー・レイ・サイラスやヤング・サグ&メイソン・ラムジーが参加したリミックスの反響には及ばず、ポイントの伸び率はイマイチだったといえる。

 R&B/ヒップホップ・チャート、ラップ・チャートでも同18週目の首位をキープした、「オールド・タウン・ロード」。 R&B/ヒップホップ・チャートでの記録は、ドレイクの「ワン・ダンスfeat.ウィズキッド&カイラ」(2016年)の18週に並ぶ歴代1位タイで、次週19週目の首位獲得となれば、歴代単独1位に浮上する。ラップ・チャートでも、ドレイクの「ホットライン・ブリング」(2015年)、イギー・アゼリアの「ファンシーfeat.チャーリーXCX」(2014年)、ミッシー・エリオットの「ホット・ボーイズfeat.リル・モー、ナズ、イヴ、Qティップ」(1999年)と並ぶ記録更新となった。

 2019年のソング・オブ・サマーでは10週目のNo.1をマークし、トップを独走する「オールド・タウン・ロード」だが、エアプレイ・チャートでは14位から17位に大幅ダウン(週間4,380万回)するなど、勢いは落ちている。下位にランクインしている楽曲のポイントが上昇する、もしくは強力な新曲がリリースされれば、王座を奪われる可能性も高い。

 「オールド・タウン・ロード」の記録を打ち破る可能性が高いとされていたビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」は、今週も2位に粘り強くランクインし、通算8週目の同位をキープした。1位を獲得していない、2位にランクインした楽曲としては、歴代3番目に長い記録。以下、2位獲得数の歴代TOP3。

1位 ミッシー・エリオット「ワーク・イット」(2002年 / 10週)
1位 フォリナー 「ガール・ライク・ユー」(1981年 / 10週)
2位 シャナイア・トゥエイン「スティル・ザ・ワン」(1998年 / 9週)
2位 ダナ・ルイス「ラヴ・オールウェイズ」(1996年 / 9週)
3位 ビリー・アイリッシュ「バッド・ガイ」 (2019年 / 8週)
3位 エド・シーラン「シンキング・アウト・ラウド」 (2015年 / 8週)
3位 マリオ・ワイナンズ「アイ・ドント・ワナ・ノウ」 (2004年 / 8週)
3位 ブライアン・マックナイト「バック・アット・ワン」 (1999年 / 8週)
3位 デボラ・コックス「ノーバディズ・サポーズド・トゥ・ビー・ヒア」 (1998年 / 8週)
3位 シャイ「イフ・アイ・エヴァー・フォール・イン・ラブ」 (1992年 / 8週)

 「バッド・ガイ」は、週間4,590万試聴を記録して、ストリーミング・チャートでも同2位をキープ。20,000ダウンロードを記録し、デジタル・ソング・セールス・チャートでは5位、エアプレイ・チャートでは4位にランクインしている(週間9,330万回)。各主要ポイントが「オールド・タウン・ロード」と僅差となり、首位略奪の可能性も示している。

 ショーン・メンデスとカミラ・カベロのデュエット曲「セニョリータ」は、今週も3位をキープしTOP3に居座った。エアプレイ・チャートでは週間8,140万回を記録し、2週連続の<Airplay Gainer>に輝いている。この曲も、今後の上昇率次第ではトップに立つことも十分あり得る。また、前週の5位から4位に自己最高位を更新したリゾの「トゥルース・ハーツ」も、主要ポイントの上昇率が良く、TOP3入りも目前といったところだ。

 クリス・ブラウンとドレイクのコラボ・ソング「ノー・ガイダンス」は、前週の11位から6位に浮上し、再TOP10入りと最高位更新を果たした。同曲は、6月22日付チャートで9位に初登場し、一旦圏外にランク・ダウンしたが、7月26日にミュージック・ビデオが公開されたため、ストリーミング上昇により一気に順位を上げた。

 そのストリーミング・チャートでは、<Streaming Gainer>を獲得して先週の10位から3位にランクアップしている(週間3,980万試聴)。また、デジタル・ソング・セールス・チャートでも、<Sales Gainer>を獲得して36位から10位へ、大きく順位を上げた(週間13,000ダウンロード)。エアプレイ・チャートでも、13位から10位へ上昇し、TOP10入りを果たしている。エアプレイ・チャートでのTOP10入りは、クリス・ブラウンにとって16曲目のランクイン。意外ではあるが、2012年リリースの「ドント・ウェイク・ミー・アップ」以来7年ぶりのTOP10入りで、ブランク記録としては男性ソロ・アーティスト最長となる。

 先週に19位から10位へTOP10入りを果たしたのは、米NY出身の若手ラッパー=リル・テッカの「Ran$om」。週間3,850万試聴を記録して、ストリーミング・チャートでも7位から4位に上昇。エアプレイも前週から60%近く増加させ、週間6,100万回を記録している。リル・テッカにとっては自身初のTOP10入りで、今後も上昇が見込める動向をみせている。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、8月9日以降掲載予定となります。

◎【Hot 100】トップ10
1位「オールド・タウン・ロードfeat.ビリー・レイ・サイラス」リル・ナズ・X
2位「バッド・ガイ」ビリー・アイリッシュ
3位「セニョリータ」ショーン・メンデス&カミラ・カベロ
4位「トゥルース・ハーツ」リゾ
5位「トーク」カリード
6位「ノー・ガイダンス」クリス・ブラウンfeat.ドレイク
7位「アイ・ドント・ケア」エド・シーラン&ジャスティン・ビーバー
8位「グッバイズ」ポスト・マローンfeat.ヤング・サグ
9位「サッカー」ジョナス・ブラザーズ
10位「Ran$om」リル・テッカ


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