エンジェル・オルセン、ニューAL『All Mirrors』を10/4にリリース
エンジェル・オルセン、ニューAL『All Mirrors』を10/4にリリース

 エンジェル・オルセンが、前作『My Woman』から約3年振りとなる、野心的なニュー・アルバム『All Mirrors』のリリースを発表し、今作よりタイトル・トラックのミュージック・ビデオを公開した。

 『All Mirrors』は当初、収録曲を生々しいソロとフル・バンドによる2バージョンでレコーディングし、ダブル・アルバムとしてリリースするというアイデアのもと進められ、『My Woman』にも参加していたマイケル・ハリスをプロデューサーに、米ワシントン州のアナコルテスで、まずソロ・テイクのレコーディングが行われた。

 フル・バンドによるレコーディングとのコントラストを保つ為、全く装飾のないかたちで収録楽曲のレコーディングを終えた彼女は、そこで新たな、より野心的で新鮮なアルバムのヴィジョンを構想。自身の2ndアルバム『Burn Your Fire for No Witness』やセイント・ヴィンセント、スワンズなどのアルバムを手掛けているジョン・コングルトンをプロデューサーに、アレンジャーのジェレク・ビショフ、マルチ奏者でアレンジャーのベン・バビット、そして14人編成のオーケストラなどを迎え、制作を進めた。

 そうして仕上げられていった楽曲は、各曲の純粋な部分を残しながらも“紛れもなくパワフルで驚くべき”ものになり、結果当初の2バージョンを収録したダブル・アルバムというコンセプトは切り離され、彼女自身これほどの変化を受け入れたことは無かったと語るほどに冒険的な作品になった。

 なおエンジェル・オルセンは、本作のリリース後、3か月半に渡る大規模なUS/EUツアーを行うことが決定している。

◎リリース情報
アルバム『All Mirrors』
2019/10/04 RELEASE
<トラックリスト>
1. Lark
2. All Mirrors
3. Too Easy
4. New Love Cassette
5. Spring
6. What It Is
7. Impasse
8. Tonight
9. Summer
10. Endgame
11. Chance