家入レオ、尾崎雄貴(BBHF)も登場した初の幕張メッセ公演
家入レオ、尾崎雄貴(BBHF)も登場した初の幕張メッセ公演

 家入レオが、自身最大規模となる全国ツアー【家入レオ 7th Live Tour 2019 ~DUO~】のファイナル公演を、2019年7月27日に幕張メッセ国際展示場9.10ホールにて開催した。

 開演時間をまわるとバンドメンバーによる演奏がスタート。煌びやかな照明とスクリーンの映像、さらに会場からの手拍子で期待感高まる中、スパンコールがあしらわれた青のワンピースをまとった家入が登場。テレビ朝日系木曜ドラマ『緊急取調室』主題歌として話題となった楽曲「Prime Numbers」からライブはスタートした。

 その後、ニュー・アルバム『DUO』に収録されている「Neon Nights」の冒頭で「幕張お待たせしましたー!! 楽しんでいきましょーーー!!」と叫ぶと、会場からは大きな歓声が。また、「初めて来た方も楽しんでもらえるように耳馴染みのある曲をそろえてきましたし、何回もわたしのライブ来たことあるよ、という方もこのツアーでしか聴けないアレンジで練習してまいりました。皆さんに楽しんでもらえたらな、と思います。今日とっても暑いですが、この季節にぴったりのこの曲を。聴いてください、「君がくれた夏」」と話すと、ドラマ主題歌としてヒットを記録した「君がくれた夏」「Silly」「ずっと、ふたりで」の3曲を続けざまに披露。そして「来てくれたお客さんの顔とか、みんなを包んでいる雰囲気がステージにいっぱい届いて。距離は本当に関係なくて一番前の人にも一番後ろの人にも心では同じ距離でつながっていると思って歌を歌っていて。それが伝わっていると嬉しいです」と声を震わせる。

 さらに、スペシャルゲストとして、前作のアルバム『TIME』では3曲を、今作『DUO』では「この世界で」を制作した尾崎雄貴(BBHF)が登場。「このツアーでは「Relax」をその日のアレンジでやってきたので、今日もそれをお届けしたいと思います。その日のその瞬間を閉じ込めたいということでジャズ、ボサノバ、お祭り、ロックいろんなバージョンをやってきました。今日は何バージョンがいいですかー?」と家入が問いかけると観客は大声で思い思いに叫ぶ。「お、ロックが多いってことは盛り上がりたいってことですか?! ファイナルにふさわしい! スペシャルゲスト尾崎雄貴さんと幕張バージョンでお届けしたいと思いまーす!!」と話すと、尾崎雄貴の作詞作曲による「Relax」を披露。尾崎との初コラボで会場を大いに沸かせた。

 ライブ後半では、黒地に赤い花があしらわれたワンピースに衣装チェンジ。常田大希(King Gnu)作詞・作曲の「Overflow」では、家入のワンマンライブ史上初となった会場中央に及ぶ花道をところせましと駆け巡って観客を煽り、家入が17歳の時に制作したという「Bless You」は力強くも情感たっぷりに歌い上げた。

 本編最後には「10代でデビューしていろんな人に出会っていろんな素敵な音楽にあいました。その都度その都度自分がやりたいと思った音楽をやってきて。歌詞も変わってメロディも変わって、いろんな声があってでも、大事なことは生まれてから死ぬまで、わたしの魂の形は絶対変わらないということです」と話し、「サザンカ」で美しい歌声を会場中に響かせた。そして、アンコールでは、デビュー曲「サブリナ」を観客と共に拳を突き上げ熱唱。最後に「Bouquet」を披露し、観客からは惜しみない拍手が送られ大熱狂の一夜は幕を閉じた。

 なお、この日の公演の模様は、日テレプラスにて放送される。初回放送は9月28日。

◎放送情報
日テレプラス『家入レオ 7th Live Tour 2019 ~DUO~』
初回放送:2019年9月28日(土)18:30~