クイーン+アダム・ランバートの米LA公演レポート、故フレディに敬意を表した華やかなライブで観客を魅了 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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クイーン+アダム・ランバートの米LA公演レポート、故フレディに敬意を表した華やかなライブで観客を魅了

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クイーン+アダム・ランバートの米LA公演レポート、故フレディに敬意を表した華やかなライブで観客を魅了

クイーン+アダム・ランバートの米LA公演レポート、故フレディに敬意を表した華やかなライブで観客を魅了


 2019年7月19日と20日、アダム・ランバートをボーカルとして迎えたクイーンの【The Rhapsody Tour】公演が米ロサンゼルスのザ・フォーラムで開催された。彼らにとって【アカデミー賞】受賞映画『ボヘミアン・ラプソディ』公開後初のツアーだ。

 ステージ上で圧倒的な存在感を放っていたアダムは、その多大な才能とスターとしての力を見せつけながら、オリジナル・メンバーのブライアン・メイとロジャー・テイラーと共に30曲のセットを完走した。故フレディ・マーキュリーの功績を称え、敬意を表しながら、自分らしいドラマティックな華やかさで観客を魅了した2日間だった。

 20日の公演でアダムは、「炎のロックンロール/Keep Yourself Alive」や「キラー・クイーン」などを含む導入部を終えると、“誰も話したがらない重要な問題”について口を開いた。「僕はフレディ・マーキュリーじゃない。わかりきってるよ、そんなこと。フレディ・マーキュリーは一人しかいないんだから。彼に取って代わるなんてことなんてできない」と彼は強調し、「今夜僕がしにきたことは、フレディをたたえて、彼の伝統を受け継ぐことだけ。彼が僕のことを誇りに思ってくれているといいな」と語った。観客からの大きな拍手と声援に後押しされ、バンドは「ドント・ストップ・ミー・ナウ」にパワフルに突入した。

 「愛にすべてを/Somebody to Love」では、アダムの歌のうまさと声域がショーケースされ、観客が“Find me somebody to love”と盛大にシンガロングするとアリーナの巨大さが際立った。また、「バイシクル・レース」では革ジャンに衣装替えしたアダムが回転するオートバイに乗りながら登場するという遊び心満載の演出で会場を沸かせ、そのまま「ファット・ボトムド・ガールズ」に突入するとオーディエンスは一気にヒートアップした。この曲のエンディングではメイが強烈なギター・ソロをステージ中央で弾きまくり、大きな拍手を浴びていた。

 7月19日に72歳になったメイはまた、たった一人でスツールに腰掛け、アコースティック・ギターを弾きながら「ラヴ・オブ・マイ・ライフ」を披露した。彼の声がかき消されるほど観客の歌声が会場に響き渡り、スマホのライトが幻想的な空間を作り上げていた。背後のスクリーンには生前のフレディが観客にありがとうと言いながらお辞儀をしている姿が映し出され、メイが手を伸ばすとまるで二人が触れ合っているかのように見えた。メイは涙を拭いながら、「あいつはいつも近くにいるような気がする」と語っていた。

 天体物理学博士でもあるメイは、月面着陸の50周年を記念した演出でも観客を喜ばせた。アポロ11号リアルタイム・ミッション体験(Apollo 11 Real Time Mission Experience)の映像がバックに流れる中「39」を歌い、光る惑星の模型に囲まれながら空中でギター・ソロを弾く演出はどこかピースフルで、全体的にエネルギッシュなライブにしばし休息の時間を設けていた。

 メイン・セットの最後に披露された「ボヘミアン・ラプソディ」は言うまでもなくライブの見どころで、有名なミュージック・ビデオが背後に流れる中、アダムとメイがそれぞれ全身シルバーの衣装と玉虫色の宇宙服という仰々しい出で立ちでこの名曲のパフォーマンスを披露すると、観客も一緒に最後まで歌い、楽しんでいた。

 アンコールでもフレディが動画で登場し、ファンは彼と有名な“エイ、オ”のコール&レスポンスに参加することができた。赤と金のジャケットに王冠、キラキラのプラットフォーム・ブーツに着替えたアダムが登場し、「ウィ・ウィル・ロック・ユー」と「伝説のチャンピオン」を紙吹雪が舞う中、堂々と披露して会場を大いに盛り上げた。最後にアダム、メイ、テイラーとサポート・メンバーたちは、英国にルーツを持つバンドらしく「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」が流れる中、礼をして拍手に応えていた。

◎ザ・フォーラム公演セットリスト
Innuendo
Now I’m Here
Seven Seas of Rhye
Keep Yourself Alive
Hammer to Fall
Killer Queen
Don’t Stop Me Now
In the Lap of the Gods… Revisited
Somebody to Love
The Show Must Go On
I’m in Love With My Car
Bicycle Race
Fat Bottomed Girls
Machines (Or ‘Back to Humans’)
I Want It All
Love of My Life (Brian May)
‘39
Doing All Right
Crazy Little Thing Called Love
Under Pressure
I Want to Break Free
You Take My Breath Away
Who Wants to Live Forever
Last Horizon (Brian May)
Guitar solo (Brian May)
Tie Your Mother Down
Dragon Attack
Another One Bites the Dust
Radio Ga Ga
Bohemian Rhapsody
Encore:
We Will Rock You
We Are the Champions


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