ポール・マッカートニー、映画『素晴らしき哉、人生!』の舞台ミュージカルを手掛けることが発表
ポール・マッカートニー、映画『素晴らしき哉、人生!』の舞台ミュージカルを手掛けることが発表

 ポール・マッカートニーが、映画『素晴らしき哉、人生!』をもとにした舞台ミュージカルの音楽と歌詞を担当することが発表された。

 今回初めてミュージカルを手掛けることとなったポールは、『ビリー・エリオット』の脚本や最近ではエルトン・ジョンの自伝映画『ロケットマン』の脚本を担当したリー・ホール、英ウエスト・エンドの名プロデューサー、ビル・ケンライトとともに今作に着手している。

 これまでミュージカルを書くことは考えたことがなかったと、振り返ったポールは、約3年半前にケンライトとホールと会ったことで「興味深く、楽しいものになるではないか、と考えた」と明かしている。

 ホールは、ポールの「ウィット、率直な感情表現、巧みなメロディは、この名作に新たな深みと広がりをもたらしてくれるだろう」と話している。

 1946年に公開されたフランク・キャプラ監督による映画『素晴らしき哉、人生!』は、人生に絶望した田舎町の銀行家ジョージ・ベイリーが、守護天使によってその価値を教えられるという内容だ。

 プロデューサーたちは、2020年の後半の上演を目指していると話しており、日程や劇場はまだ未定となっている。