エド・シーラン、エミネムに共感する理由や妻への想いを語る

Billboard JAPAN

 コラボレーション・アルバム『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』をリリースしたばかりのエド・シーランが、ラジオ・パーソナリティーCharlamagne Tha God(CTG)との約50分の最新インタビュー動画を公開した。“作ったから出したいだけ”と以前CTGに語っていたこのアルバムに関するインタビューは、これのみとなるそうだ。

 「実のところ、自分ができると考えていた以上のことをすでに達成してしまった。だから今は楽しんでいるだけの段階にいるんだ」と話す彼のインタビューから、エミネムや結婚についてなど、いくつかの注目すべき点をまとめた。

 2019年7月12日にリリースされた『No.6 コラボレーションズ・プロジェクト』には、ジャスティン・ビーバーとのコラボ「アイ・ドント・ケア」やチャンス・ザ・ラッパーとPnB(ピーエヌビー)ロックとの「クロス・ミー」などのほかに、エミネムと50セントとのコラボ「リメンバー・ザ・ネーム」が収録されている。“願うことによって出現させた”と言うこの楽曲のヴァースをレコーディングしたあと、エミネムと50セントに参加してもらいたいと思ったエドは、英ロンドンで共演する予定だったエミネムにフィーチャーを打診すると同時に50セントに連絡してもらえないか頼むつもりだったそうだ。「エミネムの楽屋に入ったら、彼が50セントと一緒にいたんだよ。これは運命だと思ったね!」と彼はコラボが実現した経緯を明かしている。

 彼はエミネムについて、「すごく親しみを覚えるんだ。今はなおさらね」と話しており、「ガキの頃は自分がのけ者みたいに感じてたから彼に共感できたし、今はお互いに地元から離れないでまだ住んでいるところとか、あまりにも有名になり過ぎて外に出られないレベルまで達してしまったところとかも(共感できる)」と説明している。

 「リメンバー・ザ・ネーム」の歌詞に“僕の妻”という言葉が登場することから熱心なファンの間ではすでに話題になっていたが、エドはこのインタビューでチェリー・シーボーンとの結婚について認めている。曲は結婚する前に書いたそうだが、この表現にした理由について、「曲が出る頃には結婚しているってわかっていたから」と説明しており、「あれを聞いた誰かが、“あ、結婚したんだ!”って思うだろうから」入れたそうだ。

 イエバとのコラボ「ベスト・パート・オブ・ミー」はチェリーのことを歌った曲だ。“僕の一番の長所は君だ”というコーラスが印象的な甘いラブソングだが、CTGに、「“自分の一番いい部分が他人”と思うことって健全なのかな?」と突っ込まれたエドは、「違うかもね。健全じゃないかもしれないけど、人間的な欠点だと思うんだ。いつも毎日チェリーと一緒に起きて、“一体何故君は僕と一緒にいてくれるんだ?君なら誰とでも一緒になれるだろうに、僕を選んでくれたなんて”って思うんだよ」と率直に語っている。

 「アイ・ドント・ケア」でのジャスティンとのコラボはチェリーの発案だったそうだ。「あれは、業界イベントに愛する人と一緒に出席してて、“こんなのくそくらえ、二人だけで楽しもうぜ”って曲で」と彼は解説し、「ビーバーは結婚したばかりで、自分も結婚したばかりだった」と、曲のテーマとタイミングが良かったことを語っている。

 今は英国の地元に拠点を構え、結婚もし、自分に最適なペースを守る生活に落ち着いたエドだが、有名になりたての頃は米ハリウッドやニューヨークのクラブで毎日のように飲み歩く日々だったそうだ。自分に合わない暮らしに疲弊した経験を持つ彼は、「自分らしくいることにはすごいパワーがある」と語っており、「そのおかげで今は自分に自信がある。自分らしくいたから、これらの素晴らしいことが起きたんだ」と自己分析している。

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