DREAMS COME TRUE、3Dフライトによる“空飛ぶ吉田美和”と共にドリカムワンダーランド開幕 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

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DREAMS COME TRUE、3Dフライトによる“空飛ぶ吉田美和”と共にドリカムワンダーランド開幕

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DREAMS COME TRUE、3Dフライトによる“空飛ぶ吉田美和”と共にドリカムワンダーランド開幕

DREAMS COME TRUE、3Dフライトによる“空飛ぶ吉田美和”と共にドリカムワンダーランド開幕


 DREAMS COME TRUEが開催した【史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2019】さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード) 公演のオフィシャル・ライブレポートが到着した。

 デビュー30周年と、4年に一度のワンダーランドが重なるという奇跡的なアニバーサリーイヤーに突入している DREAMS COME TRUE。このスペシャルイヤーでどんなワンダーランドを見せてくれるのか――いつにも増して周囲の期待感は高まっていた。やはり「史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND」と言えば、エンターテインメントやショービジネスの世界では、それだけでブランドとして世界にも通じるほどの名声を確立している。例えば’95年のワンダーランドでは“ドリームキャッチャー”と言われる巨大メリーゴーラウンドを出現させ、その模様を映像で見たマイケル・ジャクソンが「僕もあれをやってみたい」と言ったのはあまりにも有名な話だ。

 さて、今回のワンダーランド。全公演で45万人を動員するチケットは、もちろん全会場即日ソールドアウト。スタートとなったさいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)は 27,000人の観客が2日間、計54,000人が詰め掛けた。結論から言えば、これまでのものすべての要素が詰まった、全く新しいショーだった。

 アニメーションを駆使したシアトリカルなオープニングは、前回のワンダーランド(2015年)やその後の『THE DREAM QUEST』ツアーの流れをくむものだし、「世界中からさようなら」ではワンダーランドの象徴とも言える3Dフライトで“空飛ぶ吉田美和”を目撃できた。ちなみに、さいたまスーパーアリーナで3Dフライトが行われたのは今回が初めてということであり、会場側からワンダーランドの開催を熱望してのものだったということだ。さらに、今回はいったいどんなステージになっているのかということが(これはお客さんもそうだし、エンタメにかかわるすべての人間にとって最大の関心ごと)注目なわけだが、もちろん期待を裏切るわけがない。エンドステージであれセンターステージであれ、とにかくステージにおける見せ方を極めているドリカム。彼らが行き着いたのが“トランス フォーム(変形)”というもので、ワンダーランドの原点とも呼ぶべき“移動”をさらに発展させたものだった。『行きたいのはMOUNTAIN MOUNTAIN』で、なんと60トンもの重さになるビッグバンドを載せたエンドステージが浮き上がり、そのままぐっと前に動き出していくのだ。そしてそれがセンターやアリーナ工法にまで出現する。つい数分前までの見え方とはまったく異なった感悟でライヴを見ることになり、常に新鮮な驚きがあった。さらに、最前列とか最上階といった座席の優劣をもフラットにしてしまう驚きの仕掛けだった。

 また、20年ぶりとなる新曲「SPOIL!」(7月7日発売)をリリースした、FUNK THE PEANUTS の登場か゛あったことも忘れてはならないだろう。そもそも’95年のワンダーランドでライヴ・デビューした二人。今回のワンダーランドに合わせるように新曲をリリースしたのもうなずける。登場するやいなやMusic Videoでお馴染みの振り付けを披露し、会場中を盛り上げた。

 このように、これまで培ってきたワンダーランドの遺伝子をさらに発展させた形で体感できる今回のワンダーランド。しかし最大の驚きは、他のところにあった。それは、音楽だ。アース・ウィンド&ファイヤー2代目ドラマーソニー・エモリーとT-SQUAREの坂東慧のツインドラムに始まり、元タワー・オブ・パワー・ホーンセクションのキーマンとして知られるトランぺッターグレッグ・アダムスなど凄腕ばかり8名のホーン隊から放たれる分厚いサウンドはどんな演出であってもその主役を譲らないほどの存在感だった。そこに、”むき出し”と表現したくなるほど圧倒的なパフォーマンスで魂を揺さぶる吉田美和と多彩なテクニックでバンドアンサンブルを統率する中村正人が君臨するのだから、音楽的なクオリティーはワールド・スタンダード。さらに30年分のヒット曲の数々に、このバンドでしかできないファンキーなナンバーも織り交ぜながらのセットリストは、まるで一夜の夢のようだ。

 ステージの壮大な機構やあらゆる演出は音楽を彩るために捧げられるものという大いなる自信を見せつけてくれた今回のワンダーランド。そういえば、ライヴが始まってから通常は消される客電という全体の明かりがずっと点きっぱなしだった。すべてをさらけ出して、それでもなお誰も到達できない地点で熱狂的なライヴを繰り広げる DREAMS COME TRUEの姿に、異次元のエンターテインメントの原点がここにあると確信させられた。

TEXT:谷岡正浩

◎イベント情報
【ドリカムディスコ全国拡散 ~ 30th ANNIVERSARY PARTY ~】
2019年07月05日(金)東京・マイナビBLITZ赤坂
2019年07月25日(木)札幌・Zepp Sapporo
2019年08月01日(木)名古屋・NAGOYA ReNY limited
2019年08月29日(木)福岡・DRUM LOGOS
2019年09月05日(木)大阪・なんばHatch
2019年09月27日(金)沖縄・ミュージックタウン音市場
2019年10月13日(日)仙台・仙台Rensa

【史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2019】
2019年7月14日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
2019年7月15日(月・祝)埼玉・さいたまスーパーアリーナ(スタジアムモード)
2019年7月27日(土)北海道・札幌ドーム
2019年8月03日(土)愛知・ナゴヤドーム
2019年8月04日(日)愛知・ナゴヤドーム
2019年8月10日(土)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
2019年8月11日(日)埼玉・さいたまスーパーアリーナ
2019年8月31日(土)福岡・ヤフオク!ドーム
2019年9月01日(日)福岡・ヤフオク!ドーム
2019年9月07日(土)大阪・京セラドーム大阪
2019年9月08日(日)大阪・京セラドーム大阪

【史上最強の移動遊園地 DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2019 ~ドリカムの夕べ ~】
2019年09月14日(土)広島・広島グリーンアリーナ
2019年09月15日(日)広島・広島グリーンアリーナ
2019年09月28日(土)沖縄・沖縄コンベンションセンター 展示棟
2019年09月29日(日)沖縄・沖縄コンベンションセンター 展示棟
2019年10月05日(土)愛媛・愛媛県武道館
2019年10月06日(日)愛媛・愛媛県武道館
2019年10月11日(金)宮城・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ
2019年10月12日(土)宮城・宮城セキスイハイムスーパーアリーナ


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