【米ビルボード・アルバム・チャート】クリス・ブラウン自身3作目のNo.1、チャンス・ザ・ラッパー自己最高位を獲得 〈Billboard JAPAN〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

【米ビルボード・アルバム・チャート】クリス・ブラウン自身3作目のNo.1、チャンス・ザ・ラッパー自己最高位を獲得

このエントリーをはてなブックマークに追加
Billboard JAPAN
【米ビルボード・アルバム・チャート】クリス・ブラウン自身3作目のNo.1、チャンス・ザ・ラッパー自己最高位を獲得

【米ビルボード・アルバム・チャート】クリス・ブラウン自身3作目のNo.1、チャンス・ザ・ラッパー自己最高位を獲得


 クリス・ブラウンの新作『インディゴ』がNo.1デビューを果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。

 本作は、 2017年リリースの前作『ハートブレイク・オン・ア・フル・ムーン』から約1年半ぶり、通算9作目のスタジオ・アルバムで、同チャートでの首位獲得は、2012年発表の5thアルバム『フォーチュン』以来7年ぶり、3作目の快挙。もう1枚は、その前年にリリースした4thアルバム『F.A.M.E.』(2011年)が達成した。

 1位を記録したのは3作目だが、2005年の1stアルバム『クリス・ブラウン』(最高2位)から9作すべてのアルバムがTOP10入りを果たしていて、ラッパーのタイガとコラボした『ファン・オブ・ア・ファン:ジ・アルバム』(2015年)を含めると、通算10作目のTOP10入りとなる。

 『インディゴ』の週間ユニットは108,000で、そのうち28,000枚がアルバムのセールス、76,000がストリーミングによるユニットだった。週間9,795万視聴を記録し、ストリーミング・チャートでも同1位に初登場しているが、32曲という収録曲数からみると、若干伸び悩んだ印象を受ける。今週2位をキープしたリル・ナズ・Xの『7』は、7曲で7,480万ものストリーミングを記録していて、その比率からも『インディゴ』のストリーミングが弱かったことが伺える。

 本作からは、不仲説が囁かれ続けたドレイクとのコラボ曲「ノー・ガイダンス」が、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”で9位をマークし、リード曲としては2013年の「ロイヤル」以来、約6年ぶりのTOP10入りを果たした。この曲のヒットと、ライブ・チケットの販売特典、それから公式ウェブサイトで販売された商品の売上が、アルバムのプロモーションとセールスに繋げた。

 リル・ナズ・Xの『7』は、初登場の先週から 20%ポイントダウンしたものの、週間62,000ユニットを記録し、俄然高い水準を保っている。やはり 「オールド・タウン・ロード」のヒットが大きく、同曲は今週のHot 100で通算14週目の1位をマークし、首位獲得記録(総週)を歴代2位タイに浮上させた。

 今週4位にデビューしたのは、米オハイオ州出身のロック・デュオ=ザ・ブラック・キーズの新作『レッツ・ロック』。自身初のNo.1獲得を果たした前作『ターン・ブルー』 (2014年)から約5年振りとなる新作で、TOP10入りは6thアルバム『ブラザーズ』(2010年 / 3位)、7thアルバム『エル・カミーノ』(2011年 / 2位)含む4作目となる。週間ユニットは52,000で、そのうちアルバムの純粋な売上枚数が41,000枚と、セールス・ポイントが大半を占めた。

 続いて5位に登場したのは、チャンス・ザ・ラッパーの『アシッド・ラップ』。本作は、2013年にリリースした2作目のミックステープだが、これまではMP3のみで流通していたものが正式にストリーミング・サービスで配信されたため、上位にリエントリーした。アルバム・チャートでは、チャンス・ザ・ラッパーにとって自己最高位となる。

 『アシッド・ラップ』の週間セールスは18,000枚で、クリス・ブラウン同様、ウェブサイトで販売されている商品とアナログ盤の売上が貢献した。ストリーミングは、週間2,620万視聴を記録して20,000ユニットを獲得。ストリーミング解禁を受けて、TOP10以下でも2016年に最高8位をマークした『カラーリング・ブック』が46位に、2012年発表の『10デイ』が72位にそれぞれエントリーしている。

 8位には、DJマスタード2年ぶりの新作『パーフェクト・テン』がデビュー。これまで、数多くのアーティストにヒット曲を提供してきているが、自身のアルバムとしては意外にも本作が初のTOP10入りとなる。これまでの最高位は、2014年リリースのデビュー・アルバム『10サマーズ』が記録した143位だった。

 36,000ユニットを記録して9位に初登場したのは、 レゲトン・シンガーのJ.バルヴィンと、プエルトリコ出身のラッパー=バッド・バニーによるコラボ・アルバム『OASIS』。ユニットの内訳、5,000枚がアルバムのセールスで、約30,000がストリーミングによるユニットだった(週間3,930万視聴)。両者共、これまでラテン・チャートでの首位獲得は果たしているが、Billboard 200でのTOP10入りは初の快挙となる。J.バルヴィンは、2016年リリースの『Energia』から3作連続でラテン・アルバム・チャート首位獲得を果たした。彼らは、昨年カーディ・Bの「アイ・ライク・イット」にフィーチャリング・アーティストとして参加し、シングル曲としても初のNo.1獲得を果たしている。


Text: 本家 一成

※関連リンク先の米ビルボード・チャートは、7月13日以降掲載予定となります。

◎【Billboard 200】トップ10
1位『インディゴ』クリス・ブラウン
2位『7』リル・ナズ・X
3位『ホエン・ウィー・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥー・ウィー・ゴー?』ビリー・アイリッシュ
4位『レッツ・ロック』ザ・ブラック・キーズ
5位『アシッド・ラップ』チャンス・ザ・ラッパー
6位『フリー・スピリット』カリード
7位『コズ・アイ・ラヴ・ユー』リゾ
8位『パーフェクト・テン』DJマスタード
9位『OASIS』J.バルヴィン&バッド・バニー
10位『ハピネス・ビギンズ』ジョナス・ブラザーズ


トップにもどる billboard記事一覧

続きを読む


おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事
あわせて読みたい あわせて読みたい