『7月3日はなんの日?』ドアーズ、ジム・モリソンの命日 没後48年
『7月3日はなんの日?』ドアーズ、ジム・モリソンの命日 没後48年

 7月3日はドアーズのボーカリスト/ソングライターとして知られるジム・モリソンの命日。全米の若者から絶大な人気を誇った若きカリスマは1971年7月3日、27歳という若さで突然帰らぬ人となった。

 1967年のデビュー作『ハートに火をつけて』でセンセーションを巻き起こし、全米の若者を虜にしたドアーズ。バンドの象徴としてカリスマ的人気を誇ったモリソンが衝撃の死を遂げたのは、デビューから約4年半後、恋人のパメラとともに休養と創作活動に専念する場所を求めパリへと移住した直後のことだった。過激なパフォーマンスや言動で“ロックスター”として人気と注目を集める一方、ブレイク後は公私にわたりトラブルの絶えなかったモリソン。その波乱に満ちた生涯はオリバー・ストーン監督による映画『ドアーズ』(1991年)でも描かれている。

 ロックファンの間ではあまりにも有名な「27クラブ」。才能溢れる若きアーティストたちが27歳でこの世を去っていることから名付けられたもので、音楽界においては1969年にローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズ、翌70年にはジミ・ヘンドリックスとジャニス・ジョプリン、そして71年にはジム・モリソンと人気ミュージシャンが立て続けに27歳で衝撃的な突然死を遂げている。